夏になると開放的な気分になり、新しい恋愛に胸躍る人も多いはず。青い海や白い砂浜を見るとついつい盛り上がってしまう恋心ですが、夏だからこその思わぬアクシデントにあう人も…。今回は実録シリーズ「夏に起きたトホホなエピソード」から、過去の人気記事を再録します(初公開2017年8月24日、情報は掲載当時のものです)。
=====
皆さんは、夏、お好きですか?
夏が好きか嫌いかって、これまでの夏に起きた個人的な体験にも左右されますよね。ここに、トラウマレベルのイヤな出来事がきっかけで、夏が嫌いになった女性がいます…。
大好きだった夏が一気に大嫌いになった“悪夢”の始まり
「本当にこんな目にあってしまって……大好きだった夏が一気に大嫌いになりましたよ」と、ため息をつく鎌田奈緒さん(仮名・35歳・主婦)。
彼女の悪夢は、昨年の夏にプールや巨大遊具のあるアミューズメントパークで行われたビアガーデンに遊びに行った時から始まりました。
「私と旦那と、あと数人でワイワイ飲んだのですが、夜風に吹かれながらプールサイドで飲むビールは最高で……偶然、遠くの空に花火が上がったりして、とてもいい雰囲気だったんです」
夫と自分の友達が2人で水上遊具に…
鎌田さん夫婦は、このように複数人で飲みに行くのが好きで定期的に集まっているのだそう。そのメンバーの中に、鎌田さんの学生時代からの親友Y子さん(35歳・アパレルメーカー勤務・独身)もいたのですが……。
「ホロ酔いのY子が『ウォーターバウンダー(プールに浮いている巨大風船の中に入って転がったり、走ったりして楽しむ遊具)やってみたいな…鎌ちゃん一緒にやろう!』と言いだしたのですが、私は三半規管が弱くて回る系のアトラクションが全く駄目なので……他のみんなに誰か一緒にやってあげてくれない? と声をかけたんですよ」
しかし、「結構飲んじゃってるし、吐いたらいけないから」などと断られてしまい誰も付き合ってくれる人はいませんでした。
「でも1人ではつまらないからと、Y子がごねるので……私の旦那が渋々一緒にやってあげる事になったんですよ。結局、2人ともキャーキャー言いながら楽しんでるみたいだったので、よかったなと思っていました」