ヨガには何千通りものヨガポーズがあり、それらは「アーサナ」と呼ばれています。
正しくアーサナを理解するには、何に気をつけ、どんな目的を持てばいいのでしょうか?
今回は、YMCメディカルトレーナーズスクールのRYT200コースで学べるアーサナについての講座の一部をご紹介します!
ヨガのアーサナについて学ぶ!YMCのRYT200コース
普通のヨガのレッスンでは、なかなか学べない深いところまで学べるのが当校YMCメディカルトレーナーズスクールのRYT200コースです。
ヨガインストラクターを目指せるRYT200コースでは、アーサナ、ヨガ哲学、解剖学、指導法などを200時間かけてバランス良く学べます。
そんなYMCのRYT200コースで受講できる乃万由芙子先生の講座では、ヨガのアーサナは何のためにするのかを深く解説してくれます。
普段はエクササイズとして行っているヨガのアーサナも、目的や役割を知ることでやり方にも変化が出るでしょう。
乃万由芙子先生
IHTA国際ホリスティックセラピー協会認定のYMCメディカルトレーナーズスクール講師である乃万由芙子先生。
RYT200やマタニティヨガインストラクター養成講座を担当しています。
由芙子先生はこれまでに500人以上のインストラクターを輩出し、イベント登壇、メディア雑誌にも多数掲載されています。
2011年のインドへの旅をきっかけにヨガ哲学に興味を抱き、ヨガの持つ考えや自身の価値観を根本から見直すように。
ポーズだけでなく、日常がより生きやすくなるための講座や指導を行っています。
小学生の頃の愛読書は手塚治の『ブッタ』だそうです。
ヨガで言われる「アーサナ」の持つ役割や目的を徹底解説!
YMCでは、公式YouTubeチャンネルにて講座の一部を公開しています。
今回ご紹介するのは、乃万由芙子先生による「ヨガのアーサナは何のためにする?」という講座の一部です。
この講座ではヨガのアーサナの持つ役割や目的について学べ、普段のヨガレッスンでは得られない新しい発見が盛りだくさんです。
動画で詳しく見たい派の方は、動画を再生してご覧ください!
アーサナの目的とは
疲れずに座り続けられカラダを作る、ということをヨガのレッスンでは目指していきます。
そのためには、正しいカラダの形、つまり正しい姿勢を作る必要があるのです。
では、正しい姿勢を作るのはカラダのどの部分でしょうか?
正解は背骨の形。背骨が歪めば姿勢も歪みます。
骨盤から生えている背骨の形によって、私たちのカラダの外見はいかようにも変わっていくのです。
背骨が正しく並んでいれば、その分カラダは生理的に楽ちんな位置にいられ、腰痛や肩こりなどカラダの不具合がなくなります。
背骨がどのようについているかによって、私たちのカラダは左右されるのです。
ヨガのゴールとして、ヨガのアーサナに求めていくことは姿勢を正すことなのです。
背骨を動かすということ
ヨガの色々なアーサナは姿勢を正す、という目的を持っています。
ヨガには何千通りものポーズがあります。
そのさまざまなポーズの目的として、背骨が動き得るすべての方向にカラダを動かせたら背骨は自然と正しい位置にいてくれる、ということが言えるのです。
「背骨ができ得る動きとは何なのか」と考えてみると、それは6種類しかありません。
何千通りとあるヨガのアーサナは、この6種類に分類されるのです。
この6種類のカラダの使い方を知っていれば、ヨガのポーズで無理をして怪我をすることなどなくなるのです。
6種類のカラダの動かし方が使えたら、カラダを健康に導けるのです。
S字湾曲
S字湾曲とは、横から見た時に背骨がなだらかな細長のS字を描いていることを言います。
S字湾曲によって、カラダの中で1番大切な頭を守っているのです。
もし、背骨がピンとまっすぐだったら、動いた時に受ける衝撃が足元から脳に直接響いてしまいます
S字湾曲があることによって、ぴょんと飛んだりしてもその衝撃を吸収してくれるのです。
これは、生理的に理にかなっている形と言えます。
この形に近づくほど、私たちは健康に近づくのです。
S字湾曲であれば、首の後ろも突っ張らず、背中も反りすぎず、胸の前も開いたまま過ごすことができます。
背骨にはそれぞれ名前があります。
首のあたりの骨は頸椎、胸のあたりの骨は胸椎、腰のあたりの骨は腰椎と呼ばれます。
「腰椎前湾」とは、腰椎の緩やかなS字カーブがもっとカーブすること。つまり反り腰のことです。
必要以上に反っているので痛みを伴い、腰痛の原因になるものです。
マタニティのお母さんなどに多い状態です。