アイスをシェアしなかったことを強く責められた
しかし、アイスをめぐって夫婦喧嘩が勃発してしまいます。ある日、お風呂上りに旦那さんが「今日はお腹いっぱいだから、僕のアイスは明日に取っておく」と言ったため、美紀さんは自分だけアイスを食べることにしました。
しかし、それが旦那さんにとっては受け入れられないことだったよう。翌日、アイスを食べようとした旦那さんは「あれ?美紀のアイスがないよ?どうしたの?」と質問。美紀さんが「私は、昨日食べたよ」と伝えると、突然、旦那さんの口調が厳しくなりました。
「あの味、珍しそうだったから、僕も一口食べたかったのに。絶対、今週同じアイス買ってきて」と強めの口調で言う旦那さんの変化に驚いたものの美紀さんは笑いながら、「わかったよ」と返事。
「そんなにアイスに真剣になるのが面白くて。よっぽど食べたかったんだなと、少し微笑ましかった」
“一口ちょうだい”に対する返事は?ネチネチが止まらない
しかし、その後、美紀さんの心境は変わります。旦那さんのために買ってきたアイスも珍しかったため、美紀さんが「一口ちょうだい」とおねだりすると、旦那さんはくれたものの、不満を美紀さんにぶつけてきました。
「僕だけ一口あげるなんて、フェアじゃない。美紀は、全部ひとりで食べちゃったのに。今まで何でも分け合ってきたのに裏切られた気分。ひとりで食べるなんて本当にずるい」
そんな言葉を何度も繰り返す旦那さん。その姿を目にし、美紀さんの中で旦那さんに対する怒りが初めて芽生えました。
「たかが、アイス1個ですよ?それを食べられなかったことを、いつまでネチネチと。どんだけ小さい男なんだよと言いたくなりました」
そして、この一件を機に美紀さんは自分のタイミングで食べ物を口にすることができなくなり、一緒に暮らす日々に息苦しさを感じるように…。
「誰かと一緒に何かを食べるのは楽しいことだと思っていましたが、こんな風に常に絶対シェアして、一緒に食べようと強要されると苦しい」
食べ物のシェアは互いがワクワクしてこそ、楽しいもの。ただ、自分の理想を大切な人に押しつけたりしないようにしていきたいものです。
<取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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