7月初旬、とある投稿がTwitterで注目を集めました。それは、

「インド人社員さんから最強データを頂いてしまった^_^」

「インド人による最強データ」にTwitterで5万いいね!その謎と入手方法を投稿者に直撃
(画像=フミコさん(@ppfumiko)Twitterより引用(以下同じ)、『女子SPA!』より引用)

というコメントと共に載せられた「日本の最強インド料理店リスト」と書かれたファイルのスクリーンショットでした。リストには関東を中心としたインド料理店の名前が連なっており、上から順に「ダバインディア」「ケララバワン」「サウスパーク」と続いています。

この投稿は現時点(7月15日現在)で5.5万いいね、1.1万リツイートを記録しており、

「行くしかありませんね!」「ファイルを共有してくれませんか?」「貴重なデータ!」

など、たくさんのコメントも寄せられています。この貴重なファイルをツイ主はどうやってゲットしたのか、その背景をうかがってみました。

インド留学経験アリの慶應大学生が投稿

「インド人による最強データ」にTwitterで5万いいね!その謎と入手方法を投稿者に直撃
(画像=フミコさん、『女子SPA!』より引用)

このツイートは「フミコ」さん(@ppfumiko)によるものです。フミコさんは現在、慶應義塾大学の2年生。なんと高校2年生の時に休学し、1年ほどインドのムンバイの近くに住んでいたとのこと。

「留学したキッカケは、反抗期です。群馬県出身で、両親が堅い家庭に育ちました。なぜインドを選んだのかというと…、そこまでしっかりとした理由はないんです。今の環境から一番遠い場所に行きたい!という気持ちで出かけました(笑)」

子供の教育のために外国人を受け入れているインドの家庭にホームステイをする形で、現地のジュニアカレッジに在籍しつつ、インドで1年間過ごしたフミコさん。それ以来、インドと深く関わるようになったとのこと。記事の後半で詳しくご紹介しますが、フミコさんはインド向けYouTube、インドZ世代向けマーケティング、群馬でトゥクトゥクを走らせる企画など、さまざまな活動をしています。

「インド人による最強データ」にTwitterで5万いいね!その謎と入手方法を投稿者に直撃
(画像=フミコさん作のフミコさん自身のプレゼン画像、『女子SPA!』より引用)

ツイートの“インド人社員さん”とは?

現在「株式会社インド」という、インド市場進出を目指す、日本企業のサポートをしている会社でコンサルタントもしているフミコさん。インド料理店のリストは、その会社の社員のひとりである、インド人の「マニさん」という方から貰ったものだと言います。

「マニさんは現在はニュージーランドに住んでいますが、以前は7年程日本のIT企業で働いていた方です。リストにあるお店は、どれも『ここは美味しい』と在日インド人のコミュニティの中では有名な所ばかりです。私も3店舗くらいはYouTubeチャンネルで取材をさせてもらっています。『サウスパーク』さんとは特に仲良くさせてもらっています」