4つのPに整合性がとれたスターバックス

ここで、世界規模で人気のコーヒーチェーン店『スターバックス』を、ざっくり4P分析してみました。

ドリンク・フード以外にも魅力的なProduct

スタバが扱う「製品」といえば多彩なドリンクやフードはもちろんですが、家でも職場でもない心地よい空間として「サードプレイス」も挙げられるでしょう。

安くも高くもない、ちょうどいいPrice

上述した「製品」を提供することにともない、「価格」自体は多くのコーヒーチェーン店と比較すると少々高めといえるでしょう。

狙いをさだめたPlace

アメリカでの本拠地はシアトル、日本での初出店は銀座松屋通りとスマートなビジネスパーソンが集まりそうな場所を狙っています。

型破りなPromotion

CMなど大規模広告を打たないことが特徴で、“上質な店舗体験”を提供することで広がる評判がブランド力を強めてきました。

このように見ていくと低価格帯で勝負したり最初にファミリー層が多い土地で出店していたりした場合、今のスタバは存在しないかもしれません。4つのPの整合性が取れていたことが成功の秘訣といえるでしょう。

また既にある(販売・流通している)製品に何かしら変化を加えるときも、必要に迫られた一部だけを刷新するのではなく、それに合わせて他の「P」も調整することは忘れないでおきましょう。

良かれと思ってリニューアルした結果、もともとあったはずのメリットまで失ってしまった例はビジネスにおいて無数にあります。

「4P分析 テンプレート」でネット検索をかけると無料のテンプレートがいくつもヒットするでしょう。使いやすそうなものを試しにダウンロードし、練習をかねて自社サービスや身の回りの製品について書き込んでみてもいいかもしれません。

ひよっこマーケターからレベルアップ!

このほか、顧客側の目線に立った「4C分析」という手法もあります。優秀なビジネスパーソンは、「4P分析」と「4C分析」をセットで考えるそうですよ。

基本のキである4P分析について理解すれば、ひよっこマーケターから少しレベルアップしたといってもいいかもしれませんね!着実な成長のために、まずは基本を大切にしていきましょう。

提供・UpU

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