一茶双樹(いっさそうじゅ)記念館
一茶双樹記念館は天晴みりんで財を成した秋元家の住まいだったところです。天晴みりんの開発者の一人といわれる秋元三左衛門は、双樹(そうじゅ)という名前で俳句をたしなみ、小林一茶とも深い親交があったため、それを記念して一茶双樹記念館が造られました。
流山駅周辺
流山本町まちなかミュージアム
流山キッコーマン株式会社の工場の壁面には、「まちなかミュージアム」として白みりんの歴史的な資料や昔のみりんラベル、「天晴」みりんと「万上」みりんのポスターなどが展示されています。レトロ感あふれるそのデザインは斬新で、なんだかとっても新鮮!
流山キッコーマンの工場で作られているのは、もちろん醤油ではありません。ここでは万上みりんの伝統の製法を受け継いだマンジョウ本みりんが作られています。
万華鏡ギャラリー寺田園茶舗「見世蔵」
「万華鏡ギャラリー寺田園茶舗「見世蔵」」は明治22年築の土蔵造りの建物です。昭和38年頃まで寺田園茶舗というお茶屋さんの店舗として使われていましたが、その後倉庫となり、リノベーションを経て現在の形となりました。
万華鏡といえば子どもの頃、誰でも一度はワクワクしながら覗いた経験があるでしょう。そんな幼いころの記憶のイメージのまま店内に足を踏み入れた筆者が驚いたのは、その万華鏡の種類の多さと発想の自由さ!万華鏡を作るキットから始まり、万華鏡の中にそれぞれの月の誕生石が入っているもの、七宝焼きで作られたもの、ステンドグラスでデザインされたものなどなど・・。
それをお店の方が一つずつ丁寧に説明してくれます。こちらも壊したりしないよう、丁寧に扱いながら中を覗きこんでいきます。キラキラとした万華鏡の中の世界は、微妙な色合いの違いやその瞬間によって全く別の世界になり、いつまで見ていても飽きることがありません。中の美しさを皆さんにお見せできないのが残念☆
他にもちょっとした仕掛けのあるものや、御殿毬・電球を土台にしたユニークで独創的なものまで・・。これが全部万華鏡だなんて自由すぎです!万華鏡がこんなに奥深いものだったとは驚き。
それにしてもなぜ、万華鏡のお店なんでしょうか?
じつは流山市には、世界的に有名な万華鏡作家の中里保子さんがお住まいとのことで、その作品も数多く展示されているのです。それはもうとても繊細な作品で、もはやこれはアートとしか表現しようがないくらい!思わずため息が漏れるような美しさです。
みなさんもぜひ、万華鏡の魅惑的な世界に癒やされてみてはいかが?
蔵のカフェ+ギャラリー灯環(とわ)
「蔵のカフェ+ギャラリー灯環」は明治時代の建物であり、国指定登録有形文化財にも指定されている「笹屋土蔵」をリノベーションした、温かい雰囲気のあるおしゃれなカフェです。店内は天井が高く、ゆったりとした開放感があります。
インテリアも一つ一つがとってもかわいい!カフェの一角にはショップスペースもあり、オーナーさんこだわりの品が並んでいます。また2階はギャラリーになっていて、様々なイベントやワークショップが開催されるそうですよ♪
ところで実はこちら、食事はもちろんですが、みりんを使ったスイーツを味わうこともできちゃうカフェなんです。でもみりんスイーツって一体どんなもの??
「ほっこり♥みりんdeスィートポテト」はみりんを煮切って作ったシロップがかかったスイーツ。ほのかにあったかいスィートポテトとの相性も抜群で、しかも冷た~いアイスが横に添えられており、このギャップがたまりません!みりんスイーツなんてなかなかお目にかかるときないですよ~。ぜひ一度お試しあれ!
「灯環」は何度もいらっしゃるお客様が多く、筆者が訪れた時にもちょうど常連さん同士が話に花を咲かせ、筆者もいつの間にか話の輪に入れていただいてました(笑)。なんだか知らない人同士でも自然とつながれるような、和やかで素敵な雰囲気のカフェです。
さいごに
流山本町には今回ご紹介したスポットだけでなく、他にも古民家を改装したレストランや歴史的なスポットなどが点在しています。ちょうど平和台駅と流山駅周辺に位置する地域で、気軽にぶらりと歩ける距離なので、もし半日時間ができたらぜひ流鉄流山線でプチ旅気分を味わってみてくださいね!
提供・トリップノート
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