ギフテッドの子ども・高校生・大人別の特徴

ギフテッドの大人の特徴や顔つきは?才能を伸ばす生き方も解説
(画像=『Rolmy』より引用)

ここでは、子ども・高校生・大人と、世代別にギフテッドの特徴を解説します。
自らの幼少期の特徴や、自分の子どもの特徴に当てはまっているものはないか、考えながら読んでみてくださいね。

ギフテッドの子どもの特徴

ギフテッドの大人の特徴や顔つきは?才能を伸ばす生き方も解説
(画像=『Rolmy』より引用)

■ 言葉を覚えるのが早い

ギフテッドの子どもは、言葉を覚えるのが早い子が多いといわれています。
語彙力に優れていることが理由で、両親の会話やテレビから流れてくる言葉を聞いただけで、どんどん自分の中の語彙を増やしていくのです。

ただし、言葉を覚える早さと話し始める早さは比例しません。
もちろん覚えた言葉を早いうちから話し始めるギフテッドの子どももいますが、中には覚えた膨大な言葉に口がついていかず、話し始めるのが遅い子どももいます。

■ 大人が驚くような質問をする

子どもらしい素直な面も持ち合わせているギフテッドの子どもは、わからないことがあると何でも大人に質問します。
時には大人でもすぐには答えられないような難しい質問をして、周囲の大人を驚かせることがあるでしょう。

IQが高く幅広い物事に興味を持っていることが理由で、学校の勉強が始まる前から文字や数字、英語に興味を持つ子も多いです。

■ 集中力が持続する

子どもが集中できる時間は「年齢+1分」が目安とされており、大人以上に集中力がないのが当たり前。
しかしギフテッドの子どもは、大人顔負けの集中力を長時間キープできます。

もちろん集中できるのは興味のあることに限りますが、自分の知的好奇心を刺激するものに対しては、何時間でも興味を失わずにいられるのです。
また、子どもだからこそ欲望に忠実で、一度集中すると寝食さえ疎かにすることも珍しくありません。

ギフテッドの高校生の特徴

ギフテッドの大人の特徴や顔つきは?才能を伸ばす生き方も解説
(画像=『Rolmy』より引用)

■ 勉強ができる

ギフテッドの高校生は、学校で優秀な成績を収める人が多いです。

高校生にもなれば勉強は難しくなり、ギフテッドの知的好奇心はますます刺激されます。
自ら進んで勉強するうえ、理解力や記憶力に優れているため、テストでは毎回のように良い点数が取れるでしょう。

ただし中には「知りたい」という欲求が強すぎて先生に次々と質問し、授業を中断させてしまうギフテッドの高校生もいます。

■ クラスで孤立することがある

クラスで友だちができず、孤立してしまうギフテッドの高校生も多いです。

ギフテッドの高校生が興味を持つ対象は多岐に渡り、時には政治や経済など、同世代の興味とは別方向のものに惹かれることもあります。
そうするとクラスメイトと話がかみ合わなくなり、次第に浮いた存在になっていくでしょう。

また、ギフテッドは集中すると他のことをしたくなくなるため、友だちにうまく合わせられず孤立することも珍しくありません。

■ 生きづらさに悩むことも

高校生にもなると感受性はさらに豊かになり、ギフテッドは「自分は人とは違う」と確信を持ちます。
人との違いをプラスに受け止められれば問題ありませんが、高校生という多感な時期だからこそ、違いをマイナスに捉えてしまうギフテッドも多いです。

しかしそうすれば、生きづらさの自覚や今後の人生に対する不安が生まれやすくなり、悩みに繋がります。
有能だからこそ感じる「生きづらさ」は、ギフテッドなら誰もが一度はぶつかる壁といえるでしょう。

ギフテッドの大人の特徴

ギフテッドの大人の特徴や顔つきは?才能を伸ばす生き方も解説
(画像=『Rolmy』より引用)

■ 仕事で大成功することがある

近年は企業も社員の「多様性」を認める傾向が強く、ギフテッドの人でも働きやすい労働環境が整いつつあります。
よって、大人になり自分の才能を生かせる職種や職場を見つけたギフテッドは、仕事で成功を収めるでしょう。

また、ギフテッドは単に能力が高いだけでなく、リーダーシップも取れるのが特徴。
才能や特徴が職場で高く評価されれば、スピード出世を果たすことも不可能ではありません。

他にも、独創的な視点やセンスを生かして独立し、成功を掴むギフテッドもいます。

■ 職場の人間関係に悩むことがある

仕事そのものは評価されることが多いものの、職場の人間関係に悩みやすいのは、大人のギフテッドならではの特徴です。
苦手な人との接触を避けられた学生時代とは異なり、職場は全員で協力して仕事を行う必要があります。

しかし、人間はIQが20ほど離れている他人と会話するのは難しいといわれており、ギフテッドの大人はさまざまな知能指数の人が集う職場の人間関係に苦労しやすいのです。

この他、ギフテッドの中には仕事に完璧を求める人も存在し、周囲と軋轢を生んでしまうことがあります。

■ 成長意欲を失わない

大人になると「もう年だから」「若い人には敵わないから」と理由をつけて、新しいことを始めず保守的になる人が多いですよね。
しかし、ギフテッドは年齢を重ねても成長意欲を失わず、いつまでも探求心と向上心を持ち続けます。

もちろんギフテッドだって自分の年齢は自覚していますが、それ以上に好奇心が勝つので、どんどん新しいことにチャレンジできるのです。
常に最先端のものを取り入れるためフレッシュな感性を保ち続け、若々しい人が多いのも大人のギフテッドの特徴といえます。