いったいどういう味なんだ?
パッケージには、「納豆が調子に乗りました」と書かれている
猛暑到来。夏バテをしないよう、毎日の食事に気をつける季節になりました。
そんな中、先日から私が気になっていた“ある新商品”があります。それは、2022年7月1日にミツカンから季節限定で発売された「うな重納豆」。みなさんの中にも私と同じように、「いったい何者?」と疑問を抱えている人が少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、発売直後に6パックを実食。結論から申し上げれば、想像していた世界観とはいろいろ違ったので、その率直な感想をレポートしてみたいと思います。
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どうやら“楽しむ系”の納豆らしい
金のつぶ うな重納豆 3P(ミツカン) 希望小売価格253円(税込)
まずは商品の基本情報を整理しておきましょう。商品名は、「金のつぶ うな重納豆 3P」。ミツカンの金のつぶシリーズとして7月1日に季節限定アイテムとして登場しています。希望小売価格は253円(税込)と、通常の納豆に比べてやや高い設定。その分、食べる前の期待感も高まります。
本品を企画した食品企画部の佐々木さんいわく、「いつもは何気なく食べている納豆をたまには思いっきり楽しんでもらいたいという想いから、リッチな気分になれるうな重をモチーフにした商品を開発した」とのこと。
確かにパッケージデザインを見るとうな重を狙っている感で満ちていますが、「本品にうなぎは入っておりません」と記載されているため、ますます謎は深まります。とにかく実食してみることにしましょう。
ポイントは、“タレの工夫”にあり
フタを開けてみると、大きなタレがついています
パックのフタを開けてみると、別添のタレがドーンと納豆の上に乗っかっています。原材料を確認すると、砂糖、たまりしょうゆ、こいくちしょうゆ、鯛だし、食塩、醸造酢、卵黄、魚醤、うなぎエキス、酵母エキス、香料となっています。
うなぎエキスが使われていることで一安心と思いきや、鯛だしや卵黄は興味をそそります。実際にタレを出してみると、なんと“つゆだく状態”に。そうきたか! と驚きを隠せませんでした。
つゆだくの納豆
いやー、これは想定外! つゆの味を堪能する前に、納豆とのボリュームバランスに個性があって、見ているだけでそそられてしまいました。