「ラ・ラ・ランド」が大ヒットしたことで知名度が増したライアン・ゴズリング。数々の映画に出演していて、爽やかな実業家から犯罪者まで幅広い役どころを見事に演じ切る実力ある俳優です。今回は、子役時代を含めてライアン・ゴズリング出演の映画をランキングで紹介します。

ライアン・ゴズリングのプロフィール

名前:ライアン・ゴズリング
別名義:ライアン・トーマス・ゴズリング(Ryan Thomas Gosling)
生年月日:1980年11月12日
出身地:カナダ、オンタリオ州ロンドン
身長:184cm
配偶者:エヴァ・メンデス

ライアン・ゴズリングは近年の大ヒット映画「ラ・ラ・ランド」で注目された、甘いマスクでスタイル抜群のカナダ人俳優です。そのセクシーさと人間性の良さから、ハリウッド女優にもファンが多いそうですよ。

ミュージカル調のストーリーでは、ダンスや歌のシーンが多数ありました。ライアン・ゴズリングはそれらを全て本人が演技しています。ピアニストを演じた演奏シーンは、3ヵ月の特訓で習得したという熱心な努力家です。

実は、俳優の他にもミュージシャンとして活動していて、元から歌や演奏も特技のひとつだったとのこと。幼少期から音楽を身近に感じながら、ときには親族や友人とバンドを組みながら養ったおかげで、楽器ならなんでも弾けるようになったそうです。

今回は、ルックスもよく真面目な姿勢で演技を磨く、ライアン・ゴズリングの出演映画を人気ランキングで紹介します。

まずは、彼の才能ある幼少期や最新映画についてチェックしてみましょう。

ライアン・ゴズリングは子役時代から才能を発揮!

1993年のオーディションに合格して、12歳からディズニーチャンネル「ミッキーマウス・クラブ」に出演。

2年間の放送終了後は、カナダに戻り子供向け娯楽番組に出演。1997年の「ブレイカー・ハイ」では主役のショーン・ハンロンを演じました。18歳になると本格的に俳優活動に専念して、Fox Kids「ヤング・ヘラクレス」ではタイトルロール役を演じました。

2002年の「ザ・バンクーバー・サン」に出演したころから、シリーズの存続を意識せずに、役柄を自身で造形して演じたいと考えるように。これを機会に、テレビ番組を離れて、映画俳優の道を進むことを決めたそうです。

そんな彼ですが、幼少期は「子供でいることが大嫌い」な少年でした。小学校ではいじめを受け、14~15歳は友達がいなかったそうです。診断の結果、特殊学級に通ったり、1年間のホームスクーリングを試したりしたことも。この経験で「自分を見失わない自主性」を感覚的に得たと語っています。

ライアン・ゴズリングが出演の最新映画は「ファースト・マン」

アカデミー賞6冠を達成した「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督と再びタッグを組み、人類で初めて月面に到着した宇宙飛行士ニール・アームストロングを描いた物語です。

壮大なスケールと生と死の狭間の緊迫感、映像・音のリアリティーの高さはまるでドキュメンタリー。喪失や哀しみ、愛や希望といったパーソナルな感情を呼び起こされる、素晴らしい映画に仕上がっています。この映画の詳しい情報は、後程ランキングで紹介します!

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキングTOP24!

ライアン・ゴズリングが映画俳優として歩み出したのは2000年の19歳。2019年の現在まで数々の映画に出演してきましたが、その中でも人気の高い作品をランキングで紹介します。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第24位:スローター・ルール

2002年の映画「スローター・ルール」では高校生のロイ・チャトニー役で、デビッド・モールスと主演を果たしています。

疎遠な父親を亡くなった数日後、高校のフットボールチームから退部を命じられます。孤独な田舎暮らしの唯一の逃げ場を失い、6人だけの小さなチームに加わります。現在のモンタナ州にある小さな町を舞台にした、お互いに問題を抱える高校サッカー選手とコーチの物語です。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第23位:幸せの行方...

2010年の映画「幸せの行方…」では、不動産王の御曹司・デイヴィッド・マークス役を演じています。

1970年代のニューヨークで、御曹司のデヴィッドと平凡な家庭出身の女性ケティが出会います。親の反対を押し切り結婚、バーモントに移り住んで健康食品店を開業。しかし、父親に連れ戻され家業の手伝いを強要されてしまいます。

妊娠したケティに中絶を強要、奇行が目立つデヴィッド。実家に離れたケティが呼び戻されると、やはり心無い言葉で傷つけられます。そして、ケティは行方不明に…。実際の事件を基にしたサスペンスストーリーです。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第22位:ザ・ビリーヴァー

2001年の映画「ザ・ビリーヴァー」でダニー・バリント役を演じて初主演を果たしました。ユダヤ人の青年がネオ・ナチに染まっていく演技は、「興奮させ恐ろしいほど圧倒的」と賛美されました。

幼少期から過激な思想の持ち主で、大人に近づいて自分を抑えて過ごしてみたけれど変わることはできなかった…。ユダヤ人でありながらネオ・ナチを抱く矛盾に苦しむ姿、普通の姿とネオ・ナチの姿を演じ分けるギャップが見事でした。

内容が議論の残るものであるため、劇場公開はされずテレビの放送のみでビジネスとしては失敗。それでもライアン・ゴズリングは、「キャリアを包んでプレゼントしてくれた作品」と語っています。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第21位:ブルーバレンタイン

2010年の映画「ブルーバレンタイン」ではディーン・ペレイラ役を演じ、製作総指揮も兼任しています。過激な性描写と迫真の演技を披露した、切ないラブストーリーです。

高校をドロップアウトしたマイペースなディーンと、不幸な両親・祖母と暮らす医学生のシンディー。二人は出会い、彼女が元カレ・ボビーの子供を妊娠していることを知り結婚します。

5年後、偶然ボビーと出会ったことを告げると二人は口論に。翌日、ボスから告白されたシンディーはさらに混乱。しかし、酔って病院に押し掛けたディーンのせいでシンディーはクビになります。娘を持つシンディーはどうするのか?といった物語になっています。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第20位:フランケンシュタインと僕

1997年の映画「フランケンシュタインと僕」でケニー役を演じ、映画界へ初めてデビューしました。

兄弟で夢見るのはフランケンシュタインを作ること。母親とは異なり父親は夢を追い続ける応援をします。しかし、父は心臓麻痺で突然他界してしまいます。

2人を励ますために友人が空き家を探索する計画を持ち掛け、その空き家こと「神秘の館」で本物のフランケンシュタインを発見することに…。というのがあらすじです。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第19位:完全犯罪クラブ

2002年の映画「完全犯罪クラブ」ではリチャード・ヘイウッド役を演じました。10代の少年が計画する次世代型犯罪計画を描くサスペンスです。

カリフォルニアの小さな町を舞台に、対照的な性格の二人の少年が毎晩のように隠れ家に集まって計画を立てます。誰にも気づかれることなく互いの秘密や発想を語り合い、究極の自由を求めて完全犯罪計画を立てついに実行します。

果たして操られているのはどちらなのか?緊迫したスリリングがたまらない作品です。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第18位:ドライヴ

2011年の映画「ドライヴ」ではドライバー役を演じました。ジェイムズ・サリスの小説を原作にしたクライム・サスペンスです。

昼はスタントマン、夜は強盗の逃走を請け負うタクシードライバー。家族も友達もいないドライバーはが心惹かれたのは、同じアパートに暮らす服役中の夫を待つアイリーンでした。

孤独で天才的なドライビングテクニックを持つ寡黙なドライバーが、裏社会の構想に巻き込まれていくストーリーになっています。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第17位:スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜

2011年の映画「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」ではスティーヴン・マイヤーズ役で、ジョージ・クルーニーが演じる政治家を支える広報官を演じました。

アメリカ大統領選挙の舞台裏で繰り広げられる、スキャンダラスな真実を暴くサスペンスストーリー。スーパー・チューズデーの決戦一週間前に起きたスキャンダル。

ホワイトハウスの主となることを目指し正義をかざす者たちは、互いの勝利を目指しての壮絶な駆け引きを始めます。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第16位:プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

2012年の映画「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」ではルーク・グラントン役を演じています。「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督が撮る、天才的なライターと彼を追い詰めた警察の因縁を描いた犯罪ドラマです。

天才的なライターでありながら命がけのバイクショーでその日暮らしをしていたルーク。元カノが自分の子供を産んでいたと知った彼は2人と会うことに。誘われていたバイクを使った銀行強盗を繰り返し、野心家の新米刑事エイヴリーに追われます。2人の間に横たわる因縁は15年後、2人の息子たちが出会い葛藤を引き起こすことに…。

先の展開が気になってしょうがない映画となっています。

ライアン・ゴズリング出演の映画ランキング第15位:16歳の合衆国

2003年の映画「16歳の合衆国」では、恋人の弟を殺してしまった16歳の少年・リーランド役を演じています。

作家志望の教官パールは、本の題材にしようと少年の心を解き明かそうとします。何も語らない少年はカウンセリングを繰り返すことで、徐々に心を開き本音を語り出します。そんな矢先にリーランドが刺殺されて…。

リーランドが愛憎を抱く父親の存在、家族の死でバランスの崩れるポーランド一家と婚約者の憎悪。それぞれの心情が行きかう青春ストーリーです。