プロジェクションマッピングも人気の「白糸の滝」に、日本の滝百選に選定されている「仙娥滝」、地響きがするほどの水量で流れ落ちる「苗名滝」など、甲信越にあるおすすめの滝をご紹介します。
1.白糸の滝(長野)
岩肌から湧き出る地下水を利用してつくられた人工の滝。高さ3m、幅70mにわたり、白い絹糸のような滝が帯状に流れる様子はとても美しく、訪れる人をうっとりさせます。
紅葉や新緑の季節はより一層美しさを増し、また夏には幻想的なプロジェクションマッピング「軽井沢・白糸の滝ライトアップイリュージョン」を開催し人気を集めています。
2.仙娥滝(山梨)
昇仙峡ロープウェイのそばにある仙娥滝は、日本の滝百選に選定されている立派な滝。地殻変動に伴う断層によって生じた滝の落差はおよそ30mあり、豊富な水量を以って滝上から滝壺へ一気に水が流れ落ちる様子は非常に迫力があります。まさに圧巻の一言!
滝によって浸食された花崗岩の岩肌が大変滑らかな様子も仙娥滝独特の美しい景観を特徴付ける一つの要因となっていますが、滝の名前にもなっている「仙娥」とは、中国の神話に登場する女性の人物に由来するもので、月を意味する言葉なのだそう。
3.苗名滝(新潟)
「日本の滝百選」にも選ばれている「苗名滝」は落差55mの滝。柱状節理の玄武岩壁から水しぶきをあげながら流れ落ちる姿は迫力満点で、滝に近づくにつれ地響きがすることから”地震滝”とも呼ばれています。
水量が多い春と、紅葉が美しい秋がとくに絶景。例年10月初旬ごろから色づきはじめ、中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
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