フォトジェニックなアンブレラスカイが見られる「猪苗代ハーブ園」や、中世英国の建物が並ぶ「ブリティッシュヒルズ」、縁結び寺として有名な「円通院」など、日帰りで楽しめる東北の女子旅におすすめな観光スポットをご紹介します。
1.猪苗代ハーブ園(福島)
リゾートホテルとしても有名な「ホテルリステル猪苗代」の敷地内に広がるのが、猪苗代湖ハーブ園。春から秋にかけて約500種類のハーブを楽しむことができます。また、季節に応じて、菜の花やラベンダー、コスモス、ポピーなどが、10万㎡という広大な敷地を埋め尽くします。
ハーブ畑のほかにも、インスタ映えすると人気となっているのが「アンブレラスカイ」。カラフルな透明のビニール傘と、ビビッドな和傘が艶やかな美しい空間です。
2.水の町屋 七日町御殿堰(山形)
約400年前に生活用水や農業用水を確保するために作られた「山形五堰」のひとつ「御殿堰」を復活させ、堰の景観を利用した商業施設。古いものとモダンが共存する長屋風の建物には、和雑貨店や蕎麦店、レストラン、カフェなどが入ります。
3.十和田市現代美術館(青森)
アートによる街づくりプロジェクト「Arts Towada」計画の拠点として、2008年にオープンした美術館。奈良美智や草間彌生、オノ・ヨーコ、山本修路など世界で活躍するアーティストの作品が、美術館の中だけでなく、敷地内のいたるところに展示されています。
とくに目を引くのが、美術館の入り口に展示されている、韓国のチェ・ジョンファによる作品「フラワー・ホース」。色鮮やかな花々があしらわれた、全長5.5mの巨大な作品です。
4.厳美渓(岩手)
東北屈指の美しさを誇る「厳美渓」。磐井川の急流で侵食された、変化のあるダイナミックな景観が2kmにわたって続く渓谷で、国の名勝天然記念物にも指定されています。
渓流沿いには往復およそ45分間の遊歩道が整備されており、自由に散策が可能です。紅葉の名所としても知られており、見頃は10月中旬〜11月中旬。
また“空飛ぶだんご”とも言われる、対岸の茶屋からロープで飛んでくる厳美渓の名物グルメ「郭公(かっこう)だんご」もぜひお試しを。
5.鶴岡市立加茂水族館(山形)
「クラゲドリーム館」の愛称で親しまれている、山形県唯一の水族館。60種以上ものクラゲを展示しており、クラゲ展示種類数世界一の水族館としてギネスにも認定されました。
直径5メートルの円型の水槽「クラゲドリームシアター」には約1万匹ものミズクラゲが泳ぎ、幻想的な光景を見ることができます。クラゲの成長段階を見ることができる「クラゲバー」をはじめ、アザラシプールやアシカプールなどの見どころも。
6.田沢湖(秋田)
周囲20km、水深423.4mと日本でもっとも深い湖として知られ、透明度の高い瑠璃色の湖面が魅力的な湖。この地に語り継がれている”辰子姫伝説”から、美容や縁結びのパワースポットとして人気を集めています。
約40分かけて田沢湖を周遊する遊覧船で湖上からの景色を楽しんだり、縁結び神社を巡ったりと、楽しみ方も色々。
7.達谷窟毘沙門堂(岩手)
征夷大将軍であった坂上田村麻呂が蝦夷を討伐した際に、毘沙門天のご加護に感謝し建立したと言われており、境内全域が国の史跡に指定されています。切り立った岩壁にくっつくように建つ毘沙門堂が印象的。そしてこの毘沙門堂に向かって左側の岩壁に目をやると、そこには崖に彫刻された「岩面大仏」が。桜や紅葉の季節に合わせて訪れるのもおすすめです。
8.ブリティッシュヒルズ(福島)
羽鳥湖の近くに、パスポートのいらない英国として誕生したブリティッシュヒルズ。73,000坪もの広大な敷地には、本格的な中世英国の街が再現されており、SNSでも「まるで海外!」と、大人気のスポットです。建築資材全てを英国から取り寄せているほか、働いている外国人スタッフも多く、想像以上に海外気分に浸ることができます。
レストランや宿泊施設がメインとなっていますが、ランチやショッピングに立ち寄ることも可能。中でもティータイムにおすすめなのが、「アスコットティールーム」。本格的なアフタヌーンティーセットをいただきながら優雅なひとときが過ごせるので、女子旅にはぴったりです。
敷地内の施設では、基本的に英語で話しかけられます。もちろん英語が話せた方が楽しめますが、日本語でも大丈夫です。