見るだけではなく体感できるおしゃれなアートスポットや、散策が楽しい個性的な街並み、大人もワクワクするレジャースポットなど、大人のグループやカップルのデートでも楽しめる、中国地方のおすすめの遊び場をご紹介します。
1.倉敷美観地区(岡山)
倉敷は江戸時代に代官所が置かれ天領地として栄えた商業の町。その時代の面影を今にのこすのが「倉敷美観地区」です。塗屋造りの町家や白壁土蔵造りの建物が並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような散策が楽しめます。
現在は観光地化されており、レストランやカフェ、美術館、お土産屋さん、宿泊施設などが並び、またデニム発祥の地にちなんだ「デニムストリート」も見どころ。
2.水木しげるロード(鳥取)
『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる作家・水木しげる先生の生まれ育った境港市。JR境港駅から約800mにわたって続くストリートは「水木しげるロード」とよばれ、道の両側には177体もの妖怪のブロンズ像が建っています。
「水木しげる記念館」や「〜怪しく楽しい国〜ゲゲゲの妖怪楽園」をはじめとする妖怪スポットが点在し、また妖怪グルメやドリンク、お土産が購入できるスポットも。寄り道しながら妖怪探しを楽しんで。
3.猫の細道(広島)
天寧寺の三重塔から艮神社(うしとらじんじゃ)へとつづく約200mの細い路地は「猫の細道」と呼ばれ、まるでジブリの世界に迷い込んだような雰囲気。
作家・園山春二氏によって描かれた「福石猫」が路地のいたる所にあるほか、猫にちなんだアート作品がたくさんあり、どこもかしこも猫だらけ!もちろん本物の猫もいますよ。
4.児島ジーンズストリート(岡山)
国産デニム発祥の地、児島。児島駅から少し歩いた場所にある、名物のデニムストリート。日本で最初にジーンズを製造したパイオニア「BIG JOHN」をはじめ、30軒ほどのデニムショップが軒を連ねています。
周辺にはカフェや雑貨店などもあるので、散策がてら訪れてみては。
5.下関市立しものせき水族館 海響館(山口)
地下1階から4階までの5フロアからなり、総水量2,400トン、65の水槽に500種20,000点の海の生き物たちを展示しています。
海響館の見どころのひとつが、国内外から集められたフグの仲間たち。トラフグをはじめ、黄色が特徴的なコンゴウフグ、オーストラリア南部などに生息するハリセンボンの仲間「ポーキュパインフィッシュ」など、100種類以上のフグの仲間たちを見られます。
そしてペンギンの展示にも力をいれており、世界最大級のペンギンプールに亜南極圏の環境を再現した「亜南極に生きるペンギン」ゾーンと、チリのアルガロボ島を再現した「フンボルトペンギン特別保護区」ゾーンで、5種類のペンギンに会えます。
6.てつのくじら館(広島)
本物の潜水艦内部を見学できる国内唯一の潜水艦ミュージアム。
明治22年(1889年)の旧海軍呉鎮守府の設置から現在までの歴史を見ることができる「海上自衛隊の歴史」、海上自衛隊の掃海活動について紹介した「掃海艇の活躍」、潜水艦の歴史や仕組みを学ぶことができる「潜水艦の活躍」、潜水艦内部がほぼ現役当時のまま保存されている「潜水艦あきしお」の4つの展示エリアに分かれています。
7.未来心の丘(広島)
耕三寺博物館が芸術活動の一環として取り組んでいる「未来心の丘(みらいしんのおか)」。広さ5,000㎡にも及ぶ白い大理石の庭園で、世界を舞台に活躍している杭谷一東(くえたにいっとう)氏が制作したものです。
ここで使用されている大理石は全て、杭谷氏のアトリエがあるイタリア・カッラーラで採掘し、コンテナで運んできたもの。自然と一体となった大理石の庭園は見て楽しむだけでなく、フォトスポットとしても人気です。
8.鞆の浦(広島)
古くから”潮待ちの港”として栄え、江戸時代の趣ある建物や港湾施設がのこるノスタルジックな港町。
「桝屋清右衛門宅」をはじめとする坂本龍馬ゆかりのスポットや、映画、ドラマのロケ地にも使用されるシンボルの「常夜燈」、そして瀬戸内海国立公園を代表する景勝地「仙酔島」など見どころが満載です。
またスタジオジブリの宮崎駿監督が『崖の上のポニョ』の構想段階にたびたび鞆の浦を訪れており、映画中には鞆の浦の風景を彷彿とさせる場面も。先に映画を鑑賞してから訪れて、映画の風景を探してみるのもおすすめですよ。