映画『コンフィデンス』は、詐欺師集団の奔走を描いたサスペンス作品です。ハラハラする展開はもちろんのこと、人々の想いが錯綜し合うヒューマンドラマの一面も楽しむことができるので、次に観る作品を探している方はぜひこの記事をチェックしてみてください。あらすじやキャストの情報、見どころや評価などをまとめます。

映画『コンフィデンス』の基本情報

映画『コンフィデンス』は2003年に製作されたサスペンスおよびヒューマンドラマ映画です。監督はジェームズ・フォーリーが務めました。上映時間は97分です。

若い詐欺師が大金強奪をする羽目になり、いろいろな考えを持つ人々と関わりを持ちながら実行に移す様子をスリル満点かつユーモアたっぷりに描きます。

映画『コンフィデンス』のあらすじ【ネタバレあり】

【ネタバレ】映画『コンフィデンス』あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

ここからは、ネタバレを含めながら映画『コンフィデンス』のあらすじを順にまとめます。映画の展開を知りたい方や、視聴に際して先に大まかな流れを追っておきたい方などは、ぜひこちらを参考にしてください。

コンフィデンスのネタバレあらすじ①詐欺師ジェイク

【ネタバレ】映画『コンフィデンス』あらすじを徹底解説!
(画像=senscritique、『Sorte plus』より引用)

天才詐欺師のジェイクは、その事実を誇りに思っています。ある日、ジェイクは詐欺師仲間のリリー、ゴドー、マイルズ、アルたちと共に、会計士のライオネルから金を騙し取ることに成功しました。彼らは警官たちも賄賂で買収しており、計画は完璧かに思われました。

しかし直後にアルが殺されてしまいます。なんと、ジェイクたちの盗んだ金は暗黒街の大物であるウィンストン・キングのものだったのです。彼らはキングのことをすっかり怒らせてしまったのでした。

コンフィデンスのネタバレあらすじ②無謀な計画

【ネタバレ】映画『コンフィデンス』あらすじを徹底解説!
(画像=cinema.de、『Sorte plus』より引用)

2000ドルを盗んだ人物を探すため、キングは5年もの月日を費やすほど執着を燃やす男でした。ジェイクはキングの元まで警官に送ってもらいます。大きな詐欺の仕事をして数倍にして帰るので水に流して欲しいと訴え、キングはジェイクの思惑を汲み取ろうとします。

しかしジェイクが表情を変えることはありませんでした。キングは自身をはめたモーガン・プライスをはめるようにと言います。ジェイクはプライスの名を聞いて大物であるが故に断ろうとしますが、無理に引き受けさせられてしまいます。

キングの手下のルーパスがジェイクの見張りをすることになりました。ジェイクはクラブでスリを働いていた女、リリーに声をかけて詐欺仲間に勧誘します。彼女はそれを拒もうとするも、あまりにしつこいジェイクを見て考えておくと言い立ち去ります。

ジェイクはリリーとルーパスをゴドーたちに紹介し、プライスをターゲットにすると言います。プライスの父はマフィアの弁護士で、父が亡くなってからプライスは家督を継いでおり、資金洗浄と法人詐欺の総合商社を建てていました。

ジェイクはプライスの銀行で働く工員に近づいて500万ドルを騙し取ろうとしていたのです。この話を聞いたマイルスは無謀だと思い、マイルストゴドーは結論を出せないままです。しかしリリーがやると言ったので、計画は遂行されることになりました。

コンフィデンスのネタバレあらすじ③お金の行方

【ネタバレ】映画『コンフィデンス』あらすじを徹底解説!
(画像=rabbit-reviews、『Sorte plus』より引用)

信託銀行の部長・グラントに接近したジェイクとリリーは、IT企業を立ち上げると話し、協力してもらったら代わりに謝礼を払うと仄めかします。グラントはこれを引き受け、銀行の金を一時別の口座に移しました。この金を、ジェイクはゴドーに引き出させます。

FBIの捜査員ビュターンは、ジェイクらのこの一連の行動を終始監視していました。ビュターンと警察はゴドーを追跡します。ゴドーは金を入れたバッグを空港に持ち込みますが、そこへ襲いかかったキングの部下で殺し屋のハーリンによってバッグを強奪されてしまいます。

コンフィデンスのネタバレあらすじ④結末

【ネタバレ】映画『コンフィデンス』あらすじを徹底解説!
(画像=rabbit-reviews、『Sorte plus』より引用)

ビュターンから連絡を受けていたFBIは、キングの部下を逮捕します。そして車で来ていたキングと、ジェイクに買収されていた警官たちも共に捕まることになりました。バッグを開けると、そこには金は入っておらず、代わりにヘロインが入っていました。

一方、ルーパスはジェイクをはめたことで気持ちが昂っており、アルを殺害したことについて口を滑らせてしまいます。ジェイクはルーパスに殴りかかり、ルーパスはジェイクに銃を突き付けます。そこへジェイクを探していたトラヴィスがやってきて、ルーパスを射殺しました。

ジェイクはトラヴィスとリリーに捕らえられ、トラヴィスから金の在り処について聞かれます。ジェイクはおそらく連邦政府に押収されたと話します。トラヴィスはこれを聞いてジェイクを撃とうとしますが、リリーががジェイクを射殺します。

トラヴィスとリリーは遺体を置き去りにそこから逃げるのでした。しばらくしてビュターンが現れ、ジェイクに声をかけると彼が生きていることがわかります。ビュターンを買収できていないというのは嘘で、詐欺の仕事を手伝ってもらう友人にまでなっていたのでした。

ピュターンは自身の分前を抜いてカバンをジェイクに渡して去っていきます。ジェイクはゴドーの運転する車で、リリーとマイルスと共に去っていくのでした。