ーーこのプロジェクトに参加する前、『ゴッドファーザー』ついてどの程度ご存知でしたか?
『ゴッドファーザー』は、たくさんの理由から本当に好きな作品だ。僕にはたくさんの子どもがいて、TikTokとか色々やっていて彼らの集中力はショッキングなほどなんだ。でも僕は少し歳をとっていて、ラッキーだと思う。『ゴッドファーザー』はスローペースで、本質も優れていて、まさに夢のようだよね。これまでたくさんの映画が作られてきているけど、あのレベルまで達しているシーンを見ることは少ない。この作品については、いまだにワクワクする気持ちを持つことができる。
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ーーマシューさんは俳優としてすごく活躍されていますが、今回映画制作の過程を描いたシリーズに出演してみて、プロデューサーや監督など裏側の仕事をやってみたいと思いましたか?
とてもいい質問だね。これまで、結構な期間、裏側の仕事をすることに少し怖さを感じていた。でもやってみたいとは思う。いつかの時点で監督はやってみたいね。でもまずは何かをプロデュースするかな。でもこのシリーズで僕に起こったようなことが起こらないといいなと思う。この作品は、ラブレターのようなものだ。たとえ『ゴッドファーザー』が好きじゃなくてもね。本作は、(制作が)いかに難しいのかを示しているんだ。ほんの少しの運とほんの少しの才能で、何かを作りある必要があるんだ。まずは、自分の昼間の仕事のスケジュールとの調整が必要かな。
ーーもしマシューさんが70年代(黄金時代)に存在する俳優だったとしたら、若い俳優たちに何を伝えたいですか。
「ショートカットなんてどこにもない」ということかな。実は、この仕事が僕に思い出させてくれたんだ。どれだけ自分の宿題ができるかってことをね。コロナ禍で僕がホテルルームにいたときに、考えさせられた。もし宿題をちゃんとやれば、撮影はより簡単になる。どこかの時点で緊張することがあると思うけど、緊張するということは、準備不足だということでもあるから。あとは、すべての仕事をゲットできるわけではないし、ある時点で自分に休みをあげることも大切だよ。
(インタビュー終わり)