めまいが理由で頻繁に休むとき
めまいが理由で頻繁に仕事を休むときは、なぜめまいが起こるのかをきちんと説明しなければなりません。
そしてその理由によりどのような治療をしているのかを伝える必要があります。
めまいは耳が原因なことも多いため、突発性難聴などになると適切な治療をしないとめまいだけでなく聴力を失ってしまうことも。
生理のたびにめまいが起こるのであれば、婦人科を受診し適切な治療を行なう必要があります。
このような状態で治療をしているが、良くなるまでめまいでお休みをすることがある旨を会社に伝えておくといいでしょう。
熱があるとか胃腸炎と伝えたら誰にでもわかりますが、めまいは本人にしかわからない症状なのでなるべくくわしく説明し周りの理解を得ることが大切です。
休む理由が本当はめまいではないとき
仕事を休んだ理由が「実はめまいではない」そんな人もいるかもしれません。
今日はどうしても仕事に行きたくない……そんな日は誰だってあるものです。
大人ですから「行きたくないから休みます」とは言えないですよね。
そんなとき「めまい」という理由はいいかもしれません。
1日だけのお休みなら疲れや睡眠不足からなどと理由付けもしやすいですから。
めまいでの欠勤が数日続くのなら、会社側も「きちんと病院に行ったのか?」「診断はどうだったのか?」など心配して聞かれるでしょう。
本当の理由がめまいではないのなら、なぜ行きたくないか行けないのかきちんと説明しなければなりません。
ズル休みではなく本当に病気かも
もしかするとそれは嘘をついてズル休みをしたのではないかもしれません。
本当に「会社に行くことができない」朝起きて「行こうとしたら涙が溢れる」などの場合はめまいを理由に休んでも心が苦しいばかりで解決するのがますます難しくなってしまいます。
長年働いていると、知らぬ間に精神的に追い詰められて心が悲鳴を上げてしまうときもあるでしょう。
敷居が高いと感じるかもしれませんが、心療内科や会社の産業医に相談することをおすすめします。
仕事での原因が上司のパワハラや過度な残業だったりなど、原因が明らかであれば社内の相談窓口や外部機関を通して訴えていくことも必要です。
長期休業の場合は診断書が必要な場合が多いので、病院に行くことが必須になってきます。
また長期で休むほどの症状なら治療が必要になってくると思います。
私の友人は上司からのパワハラに耐えられず体調を崩してしまい「会社に行けない状態」になり、退職したいと会社に申し出ました。
相談の結果、仕事で精神的に苦痛を受けていることを会社が知り、心身ともに疲れ切っているため2ヵ月ほど休みをもらうことになったのです。
その2ヵ月の間にその問題の上司を別部署に移し、友人は元の部署に復帰し現在は元気で働いています。
きちんと原因がわかる場合は1人で抱え込まず、きちんと相談することで解決できる場合もあるのです。
もし自分がめまいを理由に仕事を休みたいと思ったら、自分の心が無理をしていないか苦しんでいないか自分に問いかけてみてくださいね。
めまいで休んだときの注意点と気をつけること
めまいがして突然会社を休んでしまうと、その日の自分の業務は他の誰かがすることになります。
当日の業務で自分にしかわからないことがあれば、メール等でしなければならないことを伝えておきましょう。
翌日出勤したときには、代わりに業務を行なってくれた人たちや上司に一言、お詫びやお礼を伝えてくださいね。
どんな人でも体調不良や風邪をひくこともあるし、その点はお互い様の部分はありますが一言あると気持ち的に違うと思います。
めまいの理由がわかっていれば、差し支えない範囲で事情を説明しましょう。