キアヌ・リーブスは大ヒット映画シリーズに出演するなど、とても人気のスターですよね。激しいアクションからロマンスまでジャンルもさまざまで、活躍は留まるところを知りません。ファンの層も広いキアヌ・リーブスのこれまでの出演作品を一挙紹介します。

キアヌ・リーブスのプロフィール

生年月日:1964年9月2日
出生地:レバノン
国籍:カナダ
身長:186㎝

キアヌ・リーブスは9歳の時に舞台でデビューしました。子供のころに千葉真一さんから大きな影響を受け、出演作品を見てアクションを演技を学んだのだそうです。バイク好きでも有名で、バイクに乗る姿をよく目撃されるほか、バイクレースにも出場することも多いようです。

映画のアクションシーンの大半は自分自身で演じるというキアヌ・リーブスの、かっこいい姿が見られる映画作品を順番に紹介してきますので、ぜひチェックしてくださいね。

2019年はキアヌ・リーブスイヤー!

2019年はキアヌ・リーブスが出演する映画が日本でも公開され話題となっています。また、声優としての出演もあり、活躍が光る年ではないでしょうか?

9月には2年3か月ぶりに来日し、イベント前に香川県を訪問したのだそうです。

「ジョン・ウィック:パラベラム」

キアヌ・リーブス扮する伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」が敵を次々に倒していくアクションと独自の世界観が大人気となったシリーズの最新作です。この作品ではジョン・ウィックが、賞金首として追われる立場になっています。

今まで謎だった彼の過去についても明らかになり、シリーズはクライマックスを迎えるようです。

「ブルー・ダイヤモンド」

シベリアを舞台に希少なブルーダイヤモンドをめぐる争いを繰り広げるサスペンス・アクション映画です。キアヌ・リーブスは宝石商「ルーカス・ヒル」として出演し、流暢なロシア語も披露しています。

アクションあり、ロマンスありのストーリーをぜひお楽しみください。

「レプリカズ」

キアヌ・リーブス扮する「ウィリアム・フォスター」は人の意識をコンピュータに移す実験に取り組む科学者ですが、事故で家族を失ったことをきっかけに暴走し、禁断ともいえる「レプリカ」を作り出します。そんな彼の行動は善か悪か…。

最後に彼が見るもの、そして得た答えはなんなのでしょうか?何よりも家族を優先しようとする姿を見て、いろいろな想いを感じてください。

「トイストーリー4」では声優も!

新しく登場するバイクスタントマンのおもちゃ、「デューク」の声をキアヌ・リーブスが担当しました。カナダ出身のバイク好きという設定のため、キアヌ・リーブスとの共通点が多く「リアルキアヌ」とも呼ばれました。

キアヌ・リーブスのファンならぜひ、字幕版で彼の声を堪能してくださいね。

キアヌ・リーブスの出演作品一覧

今までも多くの作品に出演してきてキアヌ・リーブスですが、どんな内容だったのか振り返ってみましょう。気になる作品や、懐かしいと思う作品があったら、ぜひご覧くださいね。

ジョン・ウィック:チャプター2(2017年)

人気シリーズの2作目で、前作から5日後の物語です。引退を決意していた主人公の「ジョン・ウィック」ですが、借りのある相手から暗殺の依頼を受け、それを断ったことでまた大切なものを失ってしまいます。

再び、殺し屋として動く決意をし、次々に刺客を倒していくキアヌ・リーブスの表情は悲しげですが、アクションとしての迫力が勝る作品です。

マッドタウン(2016年)

近未来を舞台にしたスリラーで、主人公が無法の砂漠地帯に放り出されてしまうところから始まります。キアヌ・リーブスは薬漬けの楽園を仕切る「ザ・ドリーム」と呼ばれる男役で、宗教で崇められるようなカリスマ性のある人物です。

日本では劇場公開されませんでしたが、Netflixで配信されていますので、ちょっと意外なキアヌ・リーブスを見たい方はチェックしてみてください。

ネオン・デーモン(2016年)

モデルとして成功の道をたどり始めた主人公を、ライバルたちが嫉妬と悪意の視線で見ているという、女性同士の地獄のようなバトルを描いた作品です。

モーテルの管理人として出演しているキアヌ・リーブスは、なかなか見れないであろう不真面目な役柄なのだそうです。

砂上の法廷(2016年)

キアヌ・リーブス扮する弁護士「リチャード・ラムセイ」が、とても難しい事件を解明していくというストーリーです。17歳の少年の無実を証明するために、証言のほころびから嘘を暴いていくのですが、果たして事件の真相は明らかになるのでしょうか?

「最後まで騙される」スリラー映画です。

エクスポーズ 暗闇の迷宮(2016年)

ニューヨーク市警の刑事役をキアヌ・リーブスが演じた映画で、殺害された相棒が残した写真を手掛かりに犯人捜査に乗り出すというストーリーです。危険な状況にさらされながら、衝撃的な事件の真相を暴いていくことになります。

いくら評判の悪かった相棒とはいえ、誰も協力してくれないというのも辛いですが、どんな真相にたどり着くのか注目したいですね。

ノック・ノック(2015年)

幸せな生活を送っていた主人公は、家族の留守中に突然現れた二人の美女の誘惑に負けてしまします。それをきっかけに絶体絶命の危機に見舞われるというストーリーです。

キアヌ・リーブスが演じた主人公は、建築家で妻子もある社会的にも認められている立場ですが、一夜の過ちで破滅への道を進むことになるとは、想像もしなかったのでしょう。

ジョン・ウィック(2014年)

裏社会に名の知れたキアヌ・リーブス扮する伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」の復讐劇を描いた最初の作品です。一度は引退した主人公ですが、大切なものを失い、そして奪われ、裏社会に戻ることを決断することになります。

向かってくる敵は容赦なく倒していく痛快さと、さまざまな映画やスタイルから影響を受けたアクションが人気の秘密ではないでしょうか?

47RONIN(2013年)

日本の歴史物語の一つである「忠臣蔵」をもとにキアヌ・リーブス扮する架空の人物が登場するなどの要素を追加したファンタジー・アドベンチャーです。真田広之さんや柴咲コウさんとの共演も話題になりました。

日本の侍をイメージして作られていますが、舞台も架空の場所ですしアメリカの映画ですので、オリジナリティあふれるアレンジがされています。

ファイティング・タイガー(2013年)

太極拳を学ぶ青年が、最悪は死というルール無用の格闘大会に出場することになり、次々と強敵を打ち負かしていくというストーリーです。

中国とアメリカの共同制作映画で、キアヌ・リーブスは大会の主催者である謎の男という役柄で出演していますが、それだけではなく初めて監督として演出を担当した作品にもなりました。

シークレット・パーティー(2012年)

キアヌ・リーブスは娼婦たちの送迎ドライバーという役ですが、盗んだカメラで撮影を始めたことで、人との繋がりが変わってきます。

ずっと仕事のパートナーとしての関係だった娼婦たちの日常やトラウマを知ることで、距離感が近くなるのですが、人との繋がりについて考えさせられる作品です。

フェイク・クライム(2010年)

平凡な日々を過ごしていたキアヌ・リーブス演じる主人公「ヘンリー・トーン」でしたが、知らずして銀行強盗の運転手に仕立て上げられてしまい、逮捕されてしまいます。そして仮出所した彼は、本気で銀行強盗をする計画を立てるというストーリーです。

50歳の恋愛白書(2009年)

過去を隠し努力をし続けたことで、理想的な生活を送っていた主人公ですが、夫の引退を機に老人だらけの街へ引っ越すことになります。退屈な生活が続いたとき、キアヌ・リーブス扮する15歳年下の「クリス・ナドー」と出会います。

人生について感じるものがある作品となっています。

地球が静止する日(2008年)

1951年の映画『地球の静止する日』のリメイク版として制作されたSF映画です。キアヌ・リーブスは地球人の姿を模した地球外生命体という設定で、「人間を守るのではなく、人間から地球を守るために来た」と話します。

地球温暖化など環境破壊が進む昨今を考えると、ある意味では現実になりうるのではないでしょうか。

フェイクシティ ある男のルール(2008年)

おとり捜査や違反すれすれの行動など、事件解決のためには手段を選ばないという独自のルールで動く主人公「トム・ラドロー」をキアヌ・リーブスが演じました。

自分だけのルールで事件を追っていきますが、その裏にはもっと強大な悪が身を潜めているというストーリーです。

イルマーレ(2006年)

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが「スピード」以来の再共演で話題となった恋愛映画です。韓国版と多少の変更点はあるものの、基本はそのままに描いたリメイク版となっています。

次の住人に宛てて書いた手紙に返事をしたのは、今から2年前を生きている人という時間を超えた純愛を感じることのできる作品です。

スキャナー・ダークリー(2006年)

強力な麻薬が蔓延した近未来を舞台に、潜入捜査官「フレッド」が素顔を知らない上官に「ボブ・アークター」を監視するように命じられます。

現実と幻覚の境界を曖昧にするために、実写映像をアニメーション化するという方法で作られた作品ですので、「確かにキアヌ・リーブスだけどアニメ」という珍しい感覚になる作品です。

コンスタンティン(2005年)

キアヌ・リーブス扮する「ジョン・コンスタンティン」は、人間以外のものを見る力を使い悪魔祓いを行っています。しかし、彼はその力のせいで苦しみ、自殺未遂をした経験がありました。

ホラー要素のあるファンタジー・アクションですが、運命を変えようと画策する主人公の姿と、宗教的な要素が強く表現された内容で、いろいろと考えることも多い作品です。

サムサッカー(2005年)

17歳になっても治らない主人公の指しゃぶりの癖を催眠術を使って治し、活動的になっていくものの…というストーリー。主人公の違和感のない指しゃぶりが話題になった作品です。

キアヌ・リーブスは主人公のかかりつけの歯医者で、催眠術を使って癖をなおすという、ちょっと奇怪な役を演じています。

恋愛適齢期(2003年)

30歳以下の若い女性にしか興味を持たない主人公と若い恋人、そしてその母親と若い医師の4人の恋愛模様を描いたラブ・コメディ映画です。

キアヌ・リーブスは主人公を診察することになる医師の役で出演していますが、一目惚れした相手に純粋に思いを伝える姿に心打たれます。

マトリックス レボリューションズ(2003年)

3部作として制作されたマトリックスシリーズの完結編です。

現実世界と仮想世界を行き来しながら闘ってきたキアヌ・リーブス扮する主人公「ネオ」たちですが、いよいよ人工知能ですら制御できなくなった敵、「エージェント・スミス」と最後の死闘を繰り広げます。

人類の存続をかけた闘いの行方はどうなるのでしょうか。

マトリックス リローデッド(2003年)

マトリックスシリーズの第2部に当たり、全体の核になる作品なのではないでしょうか?ストーリーの設定や謎も分かってきますし、物語が大きく動いてきます。

主人公を演じているキアヌ・リーブスや共演者たちのアクションなどのシーンを見ても、3つの中で一番迫力があります。

3部の「レボリューションズ」はこの「リローデット」を見てからでなければ繋がらないので、順番にみることをおすすめします。

陽だまりのグラウンド(2001年)

スポーツ賭博で多額の借金を背負ってしまった主人公が、返済のために少年野球チームのコーチになり、選手権大会で優勝するまでを描いた作品です。

キアヌ・リーブス扮する主人公は子供が苦手で、最初はコーチとしての仕事をせず、賭け事に夢中になるという設定ですが、徐々にやりがいを見出し変わっていくという感動ストーリーを、ぜひご覧ください。