沖縄には、沖縄そばにステーキ、タコスなど、沖縄ならではのグルメが揃っています。沖縄旅行で行きたい、沖縄グルメが食べられる本島のおすすめランチスポットをご紹介します。
【1】チャーリー多幸寿 国際通り店(那覇市/本島南部)
沖縄初のタコス専門店としてコザ(沖縄市)に誕生し、創業60年を迎えた老舗。沖縄とアメリカの文化がチャンプルー(ごちゃ混ぜ)になったコザの独特な街並の中でも、ひと際目立つ、昭和レトロな店構えです。
チャーリー多幸寿のタコスは、自家製トルティーヤ(具を包む皮)が特徴的で、外側はサクサク、中はモチモチの食感がたまらない!新感覚の美味しさなのです。中身のバリエーションは3種類。噛み締めるほどに肉の味が口に広がる、定番の「ビーフ」、風味豊かなスパイスが効いた「チキン」、まろやかな味で皮と野菜との相性バツグンの「ツナ」!
ランチで食べるなら、3種類を一度に味わえる「タコスセット」(税込780円)がおすすめ。お腹に余裕がなければ、1ピース(税込250円)からでも注文可能です。テイクアウトもできるので、食べ歩きもできますよ。
【2】首里そば(那覇市/本島南部)
首里城の近くにある人気の沖縄そば屋さんで、観光の途中に立ち寄るのにもぴったりです。民家を思わせるアットホームな雰囲気で、座席は24席ほどしかないため行列ができることも多く、営業時間もランチタイムの11時30分〜14時と短いため、開店直後を狙っていくのがオススメです。
こちらの首里そばは、手もみに時間をかけた自家製の麺は歯ごたえ十分で固め。そして特徴である透き通るようなスープはあっさりとした上品な味わいで、麺との相性が抜群です。
また首里そばを訪れたら忘れずに注文したいのが、沖縄の炊き込みご飯「じゅうしい」と「煮付け」です。「じゅうしい」は、豚肉や人参などの具をだしで炊き込んだもので、豚肉の脂っぽさは全くなく、お出汁の味がしっかり。「煮付け」は、首里そばのトッピングとはまた違ったお味で、体に染みわたるような優しい味わいです。早い時間に売り切れてしまうこともあるので、ご注意ください。
【3】キャプテンズイン 国際通り店(那覇市/本島南部)
ゲスト一人ひとりのために、目の前の鉄板で専属シェフが調理してくれる“クッキングパフォーマンス”が楽しいステーキ店です。リズミカルに食材をカットし、ソルト&ペッパーを空中に投げ上げてキャッチするなど、次々と早業が繰り出されます。
ランチのおすすめは、サービスランチコース(1,800円~)。最上質の牛ヒレ肉がいただけ、噛みしめるごとに肉汁が口いっぱいに広がります。ジューシーで柔らかなステーキに、前菜やスープ、サラダ、ゴーヤーチャンプルー、焼き野菜、ライスorガーリックトーストがついて、この価格はとてもリーズナブル!ブランド牛の“石垣牛”や幻の黒豚“あぐー”などワンランク上のお肉も注文可能です。
【4】ポークたまごおにぎり本店(那覇市/本島南部)
「ポークたまごおにぎり」は、沖縄ではコンビニなどでも手に入る、おなじみのソウルフードの一つ。こちらのお店は那覇空港の到着ロビーに店舗があるため、沖縄に到着してすぐに沖縄の味が楽しめ、いつも行列ができている人気店です。
人気の秘密は、ずっしりと食べ応えある大きさと、中に入れる具材も含めていつでも出来たてほやほやを食べられること。ごはんには塩がまぶされていないため、塩気は「スパム」のみで、ご飯と少し甘めの卵焼きと合わさると、とってもまろやかな味が楽しめます。メニューは店名の「ポークたまご」一つではなく、天ぷらやフライを挟んだものなどさまざまあります。
とても大きいため、女性は一つでお腹がいっぱいに。ランチ時間があまりなくても、店内にある席でさくっと食べることもできますし、空港から移動中や飛行機の機内で食べたりと、どこでも気軽に味わえるのも嬉しいですね。
【5】Jef サンライズ那覇店 (那覇市/本島南部)
Jefとは、沖縄県にのみ4店舗を構えているファストフードチェーン店で、例えるならば沖縄生まれ沖縄育ちのマクドナルドのようなイメージです。おすすめは、このJefでしか購入できない沖縄食材の絶品ご当地バーガー!
ゴーヤーバーガーをはじめ、ぬーやるバーガー(ゴーヤーの卵とじ・ポークランチョンミート入り)、オニオンリングならぬゴーヤーリングが、通年販売されています。夏季限定でゴーヤージュースの販売もあります。11:00〜14:00はお得なランチメニューもあり、Jefサンライズ那覇店なら国際通りからも歩いていくことができますので、観光の合間にアクセスしやすいのもポイントです。
【6】いろは庭(那覇市/本島南部)
首里城の守礼門から徒歩約20分の場所に位置している、閑静な住宅地にある一軒家の定食屋さん。縁側もあり、そこからお庭を眺めることもできます。隠れ家のようなアットホームな雰囲気で、沖縄の食文化に惚れ込んでしまう要素が、たくさん詰まったお店です。
メニューは、ランチ、ディナーともに定食がメインとなっていて、ランチで一番人気は石畳定食(1,500円)です。石畳定食は、写真のようにお盆の上にたくさんのお惣菜がのってきます。
お盆の上には、昆布の佃煮、もずく酢、ジーマーミ豆腐、穀類の甘煮、ニガナの白和え、麩チャンプルー、ゆし豆腐、黒米入りごはんがのっていて、このほかに沖縄料理のお味噌汁(イナムルチ)と、タピオカ粉を使ったもちもちのデザート(ウムクジアンダギー)もつきます。一品一品、本格的な沖縄料理が丁寧に仕上げられており、どれも体に優しい手作りの味がします。