思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか? 今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

「車のナンバー覚えてるから。」

2017年6月ごろ、大学生だった私がストーカー行為に悩まされた話です。

近所のスーパーに買い物に出かけたときに声をかけてきた男性がいました。 車から降りたところで声をかけられ、食事に行かないかや、ラインを交換しないか、少し話さないか等しつこく話しかけてきました。 始めは無視をしていたのですが、あまりにもしつこく、車に手をかけられ動けないようにされてしまったため、仕方なく返事をし、食事に行かない旨、連絡先の交換はしたくない旨を伝えました。 その日はそれでいなくなったのですが、1週間ほどして、大学から帰宅しアパートの駐車場に車を停めた後、自宅に入ろうとしたときにいつの間に背後に立っていた男に

「僕のこと覚えてる?この前スーパーで声かけたんだけど」

と声をかけられました。 家までついてきてしまったその男にぞっとしましたが、 「知りません。人違いです」 と答えましたが

「そんなことないよ。車のナンバー覚えてるから」と。

その場で逃げられないと悟った私は相手の要件を聞くことにしました。 ラインが知りたいとのことだったので、相手のIDを聞き、そのまま帰ってもらい、私は登録せずに削除しました。 車や家がばれてしまい怖くて家に帰るときは毎回周囲を確認していたのですが、その男はどこかに隠れているらしく、必ず私が車から降りて歩き始めると背後に立っていました。