思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか? 今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

隣に越してきた者

2003年の夏。

当時二階建てアパートの一階に住んでいて、夜11時頃に玄関のチャイムが鳴りました。 開けると若い男の人が立っています。

「今日隣に越してきた者です。こんな時間になってしまって食事もできなくなってしまったので、この時間でも食べものを買える店を教えてくれませんか」 と言うので、24時まで営業のスーパーを教えて、その日は終わりました。

数日後から、彼がドアを叩きながら、

「ねぇ、飲みに行こうよ。奢るからさ」

と、しつこく言ってくるようになりました。

そのうち玄関のドアだけでなく、部屋の窓まで叩くようになり、若かった私は毎日怯えるように。 隣の部屋からアダルト作品の音声や軍歌を大音量で流されるようになり、不動産会社に電話をしましたが、注意されても彼が行為をやめることはありませんでした。