北海道河西郡中札内村の、道の駅なかさつない内に建つ「蕎麦 花はな」。道の駅内にあり、周囲には他にも多くのお食事処があるにも関わらず、店前には地元民や観光客でいつも長い列ができています。今回は、行列に並んででも食べたい「蕎麦 花はな」についてご紹介します。
「蕎麦 花はな」の外観
「蕎麦 花はな」は、開拓記念館である「旧農家住宅(浜野宅)」を利用しており、風情ある古民家でお食事を楽しむことができます。
家の主であった浜野家は、富山県から移住されてきた畑作農家で、明治41年に入植し、大正末期にこの住宅を建て、昭和63年まで使用されていました。
建築様式は、北陸地方に古くから伝えられている「ワクノウチ造り」が取り入れられ、材料には近くの原始林が用いられています。
趣ある佇まいや、庭に設けられている井戸など、お店の外観も楽しめるお食事処です。
店内の様子
お店は大変人気で、最初は外で待ち、順番が近づいてくるとお店の方がお声をかけてくれ、次はお店の中で待ちます。
お店の外観と同様、店内も明治から昭和にかけての歴史が感じられる造りで、当時の生活用品や書籍なども展示されています。
当時実際に使われていたと思われる道具が数多く展示されており、待ち時間であることを忘れて見入ってしまうものばかりです。
お食事席とは別に、奥には自由に見学できるお部屋などもあるので、ぜひ待ち時間を利用してじっくりと見学してみて下さいね。
メニューについて
「蕎麦 花はな」では、地元の食材にこだわられたお食事を楽しめます。
清流日本一のおいしい水を使用して作られている種類豊富なお蕎麦やうどんの他に、丼物もあります。
お蕎麦では、サクサクのごぼう天がたまらない「開拓そば」が特に人気のようです。ごはんものでは、お蕎麦屋さんでは少し珍しい「究極のたまごかけごはん」が大人気とのこと。
どれも気になるメニューばかりなので、じっくりと選んでみてくださいね。