消化に良いパスタについて紹介をします。胃腸の調子が悪い時でもパスタを食べたいですよね。また、日本そば、うどん、ラーメン、パスタ、そうめんなどの麺類の食べ物でどれが1番胃腸に優しいのかも紹介するので参考にしてみてください。
パスタは茹ですぎると消化に悪い理由は?
パスタは茹ですぎると消化に悪い理由①消化しにくい成分の形になるから
パスタは茹ですぎると消化に悪い理由1つ目は、消化しにくい成分の形になるからです。元々、パスタのグルテンはでんぷんを包み込む形で存在をしています。でんぷんを包み込む形の方が消化しにくくなってしまいます。酵素が上手く働かなくなるからです。元々、グルテンは消化しにくいと言われていますよね。
パスタは茹ですぎると消化に悪い理由②グルテンの消化が苦手な人が多いから
パスタは茹ですぎると消化に悪い理由2つ目は、グルテンの消化が苦手な人が多いからです。パスタを茹ですぎると成分の形が変わって消化が悪くなると説明をしました。ただ消化酵素の働きが悪くなってしまうという理由もありますが、その状態のグルテンを消化することが苦手な人も日本人には多いからです。
パスタのアルデンテが良いとされる理由は?
パスタのアルデンテが良いとされる理由①成分を壊さないから
パスタのアルデンテが良いとされる理由1つ目は、成分が壊されていないからです。パスタのアルデンテ状態は、芯には水分が少なく周りのみ水分が含まれている状態です。その状態であれば、でんぷんをグルテンが包んでいるという成分の形が壊されていないので消化酵素が働きやすい状態のままだからです。
パスタのアルデンテが良いとされる理由②栄養素が失われないから
パスタのアルデンテが良いとされる理由2つ目は、栄養素が失われないからです。パスタは、茹ですぎると茹でているお湯にビタミンなどの栄養素が流れてしまいます。なので、茹ですぎのパスタは栄養素が含まれていないと言えるでしょう。アルデンテ状態であれば、栄養素も失われていたいので良いとされています。
パスタ・ラーメン・うどん・そば・そうめんの中で消化が良い麺類ランキング
消化が良い麺類の食べ物ランキング5位|ラーメン
消化が良い麺類の食べ物ランキング5位は、ラーメンです。ラーメンは、小麦粉だけが原料ではないのであまり消化に良いとは言えません。スープには油が多くイメージがあるかもしれませんが、麺にも油が含んでいますよ。油ギトギトのスープのラーメンを食べなかったとしても消化には良くないと言えるでしょう。
また、うどんのようなあっさりしたスープのラーメンもありますがラーメンはこってりした方が良いですよね。胃腸風邪であったりするときにラーメンを食べることは控えておく方が良いです。
消化が良い麺類の食べ物ランキング4位|パスタ
消化が良い麺類の食べ物ランキング4位は、パスタです。パスタは、小麦粉を原料として作られている麺類ですよね。でも、その小麦粉の中でも消化が良くないとされているデュラム小麦粉を原料として作られていることが多いです。麺類なので決して消化が悪い訳ではありませんが、ほかの麺類と比べるとイマイチです。
最近では、糖質フリーのパスタなども販売されており原料が違う場合もあるので原料をチェックして購入すると多少はマシになるでしょう。後は、食べ方次第になります。麺の消化が良くても油やバターを多用したソースで食べると消化が悪くなってしまうので注意をしてくださいね。なるべくあっさり食べましょう。
消化が良い麺類の食べ物ランキング3位|そうめん(にゅうめん)
消化が良い麺類ランキング3位は、そうめんです。そうめんも消化が悪いわけではありませんが、にゅうめんと呼ばれる食べ方をする方が消化には良いです。そうめんと言えば、夏場に冷やして食べるイメージが強いですよね。でも、その方法はあまり消化にはよくありません。温めた方が消化はよくなりますよ。
また、食べるときにはよく噛んで食べるようにしてくださいね。細くて柔らかい麺なのであまり噛まずに食べる方も多いと思います。よく噛むことにより消化が楽になりますよ。さらに気になる場合は、なるべく柔らかく仕上がるように煮込んでください。
消化が良い麺類の食べ物ランキング2位|日本そば
消化が良い麺類の食べ物ランキング2位は、日本そばです。日本そばは、消化が良い麺類と言われていますよ。特にそば粉が消化が良いとされています。なので、十割そばのようにそば粉の配合率が高いそばを選ぶことがポイントです。混ぜ物が多いそばになると消化もその分悪くなってしまいます。
日本そばを食べて胃もたれをすることは少ないですよね。それが消化が良いということなのです。そばは、消化も良い上にあっさりと食べることができるので食欲がないときにもおすすめですよ。
消化が良い麺類の食べ物ランキング1位|うどん
消化が良い麺類の食べ物ランキング1位は、うどんです。うどんが最も消化が良い麺類と言われています。確かに原料も小麦粉と塩ぐらいですよね。
ただ、消化を気にしているときにコシが強いうどんを食べることは止めておきましょう。コシがないくたくたのうどんの方が消化にも良いですよ。さらに、温めて食べるようにしてくださいね。
消化が良い麺類の食べ物ランキングを紹介しました。
胃に優しいパスタのレシピ
胃に優しいパスタのレシピ①和風パスタ
胃に優しいパスタのレシピ1つ目は、和風パスタです。本場のパスタは、生クリームやバターを多用しがちなのであっさりと食べることができる和風のパスタのレシピを紹介します。クリーム系のパスタなどよりは、あっさりと食べることができるでしょう。
和風パスタの材料
パスタ 200g
大根 半分
ツナ缶 1個
オリーブオイル 適量
醤油 適量
刻み海苔 少々
和風パスタの作り方
パスタを表示時間通りに茹でてください。
麺をざるにあげて、くっつかないようにオリーブオイルを少々混ぜましょう。
大根の皮を剥いておろしてください。
パスタを盛り付けた後に大根おろしと刻み海苔をトッピングしてください。
食べるときに醤油をお好みの量垂らせば完成です。
胃に優しいパスタのレシピ②ナポリタン
胃に優しいパスタのレシピ2つ目は、ナポリタンです。ナポリタンは、本場イタリアには存在していない日本独自のパスタレシピになります。生クリームやバターを使わないので比較的胃に優しいレシピと言えるでしょう。老若男女問わず人気のパスタですよね。胃の調子に合わせて具材を調整してみてください。
ナポリタンの材料
パスタ 200g
ケチャップ 適量
玉ねぎ 1個
ピーマン 1個
ベーコン 適量
ナポリタンの作り方
パスタを表示時間通りに茹でてください。
麺をざるにあげて、くっつかないようにオリーブオイルを少々混ぜましょう。
ピーマン、玉ねぎ、ベーコンを食べやすい大きさに切ってください。
ピーマン、玉ねぎ、ベーコンを火が通るまでフライパンを炒めてください。
そして、茹でたパスタを加えて炒めましょう。
最後にケチャップを加えて炒めると完成です。
胃に優しいパスタのレシピ③トマトスープパスタ
胃に優しいパスタのレシピ3つ目は、トマトスープパスタです。ミネストローネのようなトマトスープにパスタを入れたパスタ料理のレシピです。バターや生クリームを使わないので比較的胃腸に優しいパスタと言えるでしょう。
さらに、温かいパスタなので胃腸が冷えないという効果もありますよ。野菜であれば幅広く合う料理です。胃腸の調子で中に入れる具材の内容は調整してください。
トマトスープパスタの材料
玉ねぎ 1個
にんじん 半分
ピーマン 1個
ベーコン 適量
ホールトマト缶 1缶
塩こしょう 適量
オリーブオイル 適量
水 4カップ
固形コンソメ 2個
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1
乾燥バジル 適量
トマトスープパスタの作り方
野菜とベーコンを小さめに切ってください。
切った野菜を鍋で炒めましょう。
火が通ってきたらホールトマトを加えてください。
水、固形コンソメ、酒、砂糖を加えましょう。
沸騰したらパスタを半分加えて表示時間茹でてください。
最後に塩こしょうで味を調整したら完成です。
胃に優しいパスタのレシピ④レモンパスタ
胃に優しいパスタのレシピ4つ目は、レモンパスタです。最近、日本でも人気があるパスタですよね。レモンの酸味がしてあっさりと食べることができるパスタになります。生クリームやバターを控えているパスタなので比較的、胃にも優しいでしょう。
レモンパスタの材料
パスタ 100g
アスパラガス 2本
レモン汁 大さじ2
鶏ささみ 60g
ハーブソルト 少々
黒こしょう 少々
コンソメ顆粒 小さじ1/2
ローズマリー 1本
オリーブオイル 大さじ3
スライスレモン 1枚
レモンパスタの作り方
アスパラガスは根元を1cm程度切ってからピーラーで硬い皮部分を剥きましょう。
剥いたアスパラガスを食べやすい大きさに切ってください。
鶏ささみは筋を取ってから一口大に切ってください。
パスタをお湯で表示の時間茹でましょう。
フライパンにオリーブオイルとニンニク、ローズマリーを入れ弱火で熱しましょう。
香りがしてくればローズマリーを取り出してください。
フライパンにアスパラガスを加えて炒めてください。
火が通ったらささみを加えて炒めてください。
ささみに火が通ったら、レモン汁、茹で汁、ハーブソルト、黒こしょう、コンソメ顆粒を加えてください。
最後にパスタを加えて強火で炒めましょう。
盛り付けてスライスレモンをトッピングすると完成です。
胃に優しいパスタのレシピについて紹介をしました。