近頃よく見るグラデーションカラーの髪っておしゃれできれいですよね。実はセルフでもできるって知ってますか?美容院に行くとお金がかかるし時間もとれないし…とあきらめていた人でも、セルフなら手軽にできます。ここではセルフでグラデーションカラーにするやり方を詳しくご紹介していきます。
グラデーションカラーとは?
髪色が複数色でおしゃれに!
ひとくちにグラデーションカラーといっても、いろいろな色や染め方があります。毛先だけほんの少し色味を変えたグラデーションカラーや、全体を3色ぐらいのグラデーションに染める人もいます。基本は髪の根元のほうを暗い色にして、毛先に行くにしたがって薄い色にしていきます。
毛先の色を変えるだけでも、今までとずいぶん雰囲気がかわりますよ!急に派手な色にするのは不安だけど、毛先だけちょっと変えてみるならそれほど心配はいりません。季節にあわせてワンポイントの色を選ぶのもいいですね。
今回はグラデーションカラーの魅力やセルフでグラデーションに染めるやり方を詳しくお伝えしていくので、ぜひチャレンジしてみてください。
グラデーションカラーにするとプリンにならない!
ヘアカラーをしたあとしばらくすると、ほとんどの人が悩むのが、新しく生えてきた髪の色が目立ってしまうこと。俗に「プリン」って呼んでますよね。まさしくプリンのように、てっぺんだけカラメルのように色が違って目立ってしまうので、ちょっと恥ずかしいものです。
でも頻繁に染めるのはお金もかかるし髪も傷むし…。ところがグラデーションカラーなら、そのプリンの心配がいらないのです!髪の根元部分は本来の地毛の色を残して、徐々に下に行くにしたがって染めていくようにすれば、新しく生えてきた部分だけ色が違う、ということにはなりません。
グラデーションカラーはおしゃれ女子の悩みを解決してくれる染め方なのです!そしてヘアカラーをするのは初めてという初心者さんにも、優しいのです。初めて染めるときって、自分に似合うかな?とドキドキしますよね。
でも毛先を少しだけ染めてみるなら、ダメージも少ないし、気軽にチャレンジできます。初めての人はグラデーションから始めてみるといいかもしれません。
グラデーションカラはプリンにならない!グラデーションカラーはその人本来の地毛の色を根元に残して、徐々に染めていくことができます。こうすると新しく生えてきた部分が目立たなので、ありがちなプリンの悩みはなくなります。
グラデーションカラーの種類
グラデーションカラーには大きく分けて3つのタイプがあります。ひとつは、さきほどご紹介したように、毛先だけを染める方法。セルフが初めての人にも失敗が少なく、ブリーチだけで毛先の色を変えたり、ヘアカラーを使っていろんな色を試すこともできます。
次は、髪色を大きく変えたい人向けです。地毛の色が残っていると思った通りのカラーになりにくいので、最初に思い切って全体をブリーチして色を抜いてしまいます。ブリーチしてから染めると、いろんな色が自在に使えるようになります。
髪の負担は大きいものの、おしゃれを存分に楽しみたい人には、全体をブリーチしてからヘアカラーで染めるのがおすすめです。そして最後に、ヘアカラーだけでグラデーションカラーを作っていく方法です。ブリーチを使わないぶん、髪への負担は少なくなります。
またヘアカラーはいろいろな色があるので、いくつかの色を選んで、好きな色に染めて楽しむことができます。もともと金髪や薄い茶髪の人は、ヘアカラーだけでもじゅうぶんでしょう。
セルフでグラデーションカラーのやり方
最初にこれだけは用意しよう!
用意するもの
ブリーチ剤
サランラップ(アルミホイルで代用可)
コーム
ブロッキング用のヘアクリップ
ヘアゴム
手袋(ヘアカラーの付属のものでOK)
ハケ(ヘアカラーの付属のものでOK)
ケープ
首回りを保護するタオル
ブリーチ剤サランラップ(アルミホイルで代用可)コームブロッキング用のヘアクリップヘアゴム手袋(ヘアカラーの付属のものでOK)ハケ(ヘアカラーの付属のものでOK)ケープ首回りを保護するタオル基本的な物は以上になります。
ヘアカラーをするときには室温が低いと染まりにくくなるので、冬は暖かい部屋でカラーしてくださいね。サランラップはなくても染めることはできますが、仕上がりがグンと良くなるので、ちょっともったいないな、と思うかもしれませんが、ぜひ使ってみてください。
ケープはあるものでいいのですが、ない人は、スーパーなどでもらえるポリエステルの袋で代用できます。袋の底の部分と両脇に首と腕が入るようにハサミで穴をあけて、ひっくり返してかぶれば、簡単ケープの出来上がり!
ケープはスーパーの袋で代用できる!底の部分に頭が入るような穴を、横の部分に腕が入る穴をハサミで切って作りましょう。ひっくり返すと簡単ケープに早変わり!
毛先のみブリーチをするときのグラデーションカラーのやり方
毛先のみのグラデーション方法
①髪をいくつかにブロッキングする
②ブロッキングした束ごとに、ヘアゴムで染めたい部分と染めない部分との境目を結んで目印にしていく
③境目のヘアゴムより数センチ下から毛先までの部分にブリーチを塗っていく
④ブリーチを塗った部分にサランラップを巻いて、10分程放置して洗い流してから乾かす
⑤今度はヘアゴムから下~毛先までの部分にブリーチを塗っていく
⑥先ほどと同じようにサランラップを巻いて10分程放置したら洗い流す
⑦乾かして完成
毛先のみのグラデーションカラー①髪をいくつかにブロッキングする②ブロッキングした束ごとに、ヘアゴムで染めたい部分と染めない部分との境目を結んで目印にしていく③境目のヘアゴムより数センチ下から毛先までの部分にブリーチを塗っていく
④ブリーチを塗った部分にサランラップを巻いて、10分程放置して洗い流してから乾かす⑤今度はヘアゴムから下~毛先までの部分にブリーチを塗っていく
⑥先ほどと同じようにサランラップを巻いて10分程放置したら洗い流す⑦乾かして完成※お好みによっては、この上からヘアカラーで染めてもOKです。
時間差で作るグラデーション
簡単な時間差を利用したグラデーションカラー
①毛先3~5センチ程度のところにブリーチもしくはヘアカラーを塗る
②5~10分程度放置する
③先ほど薬剤を塗った部分より上3~5センチ程度のところに、同じような要領でブリーチもしくはヘアカラーを塗る
④5~10分程度放置する
⑤さらに3~5センチ程度上の部分に、リーチもしくはヘアカラーを塗っていく
⑥再び放置
⑦⑤~⑥を繰り返して最後にサランラップを巻いて放置し、好みのグラデーションを作っていく
初心者さんでも簡単な時間差を利用したグラデーションカラー①毛先3~5センチ程度のところにブリーチもしくはヘアカラーを塗る②5~10分程度放置する③先ほど薬剤を塗った部分より上3~5センチ程度のところに、同じような要領でブリーチもしくはヘアカラーを塗る
④5~10分程度放置する⑤さらに3~5センチ程度上の部分に、リーチもしくはヘアカラーを塗っていく⑥再び放置⑦⑤~⑥を繰り返して最後にサランラップを巻いて放置し、好みのグラデーションを作っていく
ブリーチ剤やヘアカラー剤は、放置時間が長いほど明るく染まっていくという性質があります。髪の根元のほうを暗く、毛先を明るくするグラデーションカラーは、この性質を利用して、時間差によって作ることができます。
ヘアカラー自体は1色でできるうえに、簡単なのでおすすめです。説明では薬剤は3~5センチ程度の長さで塗っていきましたが、もちろん髪の長さや好みによって変えられます。