今はいろんな種類のヘアオイルがありますよね。でも、「つけるとべたべたしそう」「ほかのヘアケア剤で十分では?」と思う人も多いのではないでしょうか? でも、実はヘアオイルにはいろんな効果があるんです!今回はそんなヘアオイルの頻度やおすすめの商品について紹介します!髪に良い影響を与えつつスタイリングもできる。そんなヘアオイルの世界を、あなたものぞいてみませんか?

ヘアオイルの効果とは

今、ドラッグストアにもネットでも、ヘアオイルがたくさんおいてありますよね。そう、いまヘア業界ではヘアオイルが熱いんです!でも、「オイルってべたべたしちゃうんじゃないの?」とか、「使い勝手悪そう」って思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、ヘアオイルのあれこれすべてをご紹介します!

ヘアオイルは、見るからにしっとりとしそうな感じがしませませんか?でもヘアオイルの効果はそれだけではないんです。ここではヘアオイルのいろいろな効果をお話しします。

つやを与える

ヘアオイルは、髪に潤いや艶を与えます。オイルの膜が髪の毛一本一本をおおってつるつるにしてくれるんです。ヘアオイルは髪の毛のキューティクルを整える効果があります。それによってトリートメントなどの浸透が良くなります。つまりヘアオイルを継続して使うことによって、髪がつやつやになっていくんです。

でも、髪にヘアオイルを塗る順番を間違えると、つやを出しにくくなりますので、あとでお伝えするつけ方を読んでみてくださいね。

乾燥を防ぐ

ヘアオイルは水の蒸発を防ぐので、髪が乾燥するのを防いでくれるのです。髪の毛は乾燥に弱いです。濡れている状態だと髪が傷みやすい、というのは聞いたことがあるとは思います。

乾燥も(主に毛先に)よくないんです。また、ぱさぱさとした髪はきれいに見えませんから、乾燥を防ぐことは髪のおしゃれにとっても大切なんですね。

ひろがりを防ぐ

ヘアオイルは、髪をしっとりとさせ乾燥して広がってしまうことを防いでくれます。梅雨の時期などに髪が爆発したようになってしまう人はいませんか?そういう方には、ヘアオイルはぴったりだといえるでしょう。

ドライヤーの熱から髪を守る

シャンプー後、タオルドライをした髪の毛にヘアオイルをつけると、そのあとのドライヤーの熱から髪を守ることができます。アウトバストリートメントとおなじような役割ができるんですね。

ヘアオイルは、髪に残っている水分を閉じ込めてくれますから、そのまま髪を乾燥させることによって、うるうるとした艶髪にすることができるのです。一石二鳥ですね!

紫外線から髪を守る

今の時代、一年中紫外線から身を守ることが常識となっていますが、髪の毛ももちろん紫外線からダメージを受けてしまうのです。日焼け止めのスプレーをする、というのも一つの手ですが、ヘアオイルは髪にいいうえに紫外線まで防いでくれるのですから、こんなにいいことはありませんよね。

ただ、オイルによっては逆に紫外線を吸収してしまうものもありますので、説明書を気をつけてみてみてください。昔から髪にいいといわれている椿オイルなどは、紫外線に対して優れた効果を発揮するといわれています。

ヘアオイルの基本的なつけ方&応用

ヘアオイルは、つけすぎるとべたべたしてしまい、艶髪というよりべた髪になってしまいます。基本的なつけ方をマスターしましょう!

出すのは数滴!

①髪の長さにもよりますが、最初は本当に数滴手のひらに垂らしてください。②両手を合わせてすりすり、右の指と左の指を交差させるようにしてすりすり、と、両手にオイルをまんべんなくつけます。③まず髪の内側の耳より下あたりに、手ぐしでとくように髪にオイルをなじませます。

④髪の内側を全体的になじませたら、次は表面の毛先を手でやさしくもみもみします。⑤そのあとは、てのひらに残ったオイルを髪の表面にそっとつけてください。これが基本的なヘアオイルのつけ方です。

オイルパック

こちらは応用編です。①シャンプー前に、オイルを地肌にもみこみます。②そのあと、髪をラップで巻くか、ホットタオルで巻きます。できたらその上に、トリートメントキャップのようなものをかぶるといいでしょう。③時間を置きます。ホットタオルはさめてきたら温めなおすのがベターですが、ちょっとめんどうですよね。

お風呂に入っているときなら、やや熱めのお湯を出してそれでホットタオルにして巻き直すことができるので、お風呂の時がいいと思います。④15~20分程度経ったら、お湯で地肌をよく流しましょう。⑤そのあと髪の毛をよく洗って、おしまいです!

頭皮マッサージ

オイルパックまでする時間はないな、という方も、ヘアオイルを使って頭皮マッサージをしてからシャンプーをすると、頭の血行もよくなります。そうすると健康的な髪がはえてくることが期待できます。頭皮マッサージはストレスにもいいので、ちょっと時間があるかな、というときにやってみてくださいね。

手持ちのヘアケア剤に混ぜて使う

手持ちのアウトバストリートメントやトリートメントなどにヘアオイルを2、3滴足してからよくまぜてから使うと、両方のいいとこどりをすることができます。たとえば匂いは好きだけれどしっとり度は足りないな、と思われるトリートメントや、髪に栄養を与えたいけどもうひとつだな、なんて思ってしまったら、

ヘアオイルを足してみてください。あなただけのトリートメント剤となって、髪に栄養を与えてくれるでしょう。足すときは、その都度都度足してくださいね。

ヘアオイルをつけるタイミング

ヘアオイルのつけ方はマスターできましたね!次は、どのタイミングでヘアオイルをつけるといいのか、ご自分の髪の状態に合わせて選んでみてください。

スタイリング前につける

基本のつけ方はこちらです。髪を洗った後、タオルドライして濡れている状態の髪につけます。そうすることによって、ドライヤーの熱から髪を守ることもできますし、ヘアオイルによってつやつやの髪で一日を始めることができます。

寝る前につける【夜】

寝る前にシャンプーしてヘアオイルをつけた場合も、同様の効果があります。夜にヘアオイルをつけた場合、寝ている間の髪の摩擦を防いで、髪を痛みにくくしてくれます。

乾燥が気になるときにつける【昼】

スタイリング後、出勤後、お昼、夜のデート前、すでに髪の毛がパサついてきてしまった時。スタイリング前よりも少量のヘアオイルを毛先になじませるようにつけてください。乾燥を防ぐことができます。できれば、乾燥してしまう前に「ぴぴっ」と気づいてつけられれば効果大です。

最近髪が乾燥するなあ、とか、今日はエアコンがずっときいているところに行くんだ、というときは、前もってちいさなサイズのヘアオイルを持っていくと便利ですよ!でも注意しないとべたべたになってしまいますから、くれぐれも量には注意してくださいね。

ブラッシング前につける

髪の毛は、些細なことでも痛みます。ブラッシングは頭皮を刺激してマッサージ効果もあり、また髪をといてほこりをとったりきれいな艶を出したりしてくれます。

でも、ブラッシングそのものも、髪にとって摩擦を起こしてしまうものでもあるのです。ブラッシング前に、基本的なヘアオイルのつけ方で髪にヘアオイルをつけておけば、摩擦が減ってブラッシング効果も高まるでしょう。

スタイリング剤として使う(濡れ感がある髪にできる)

いまは少し束感があったり、濡れた感じにするのが流行っていますよね。ヘアオイルは、髪をそういう質感にするのが得意です。ほんの少し、ほんのすこーしのオイルを髪にささっとつければ、髪をいたわると同時にスタイリングすることができます。

ただ、ヘアオイルだけだとセット力はありませんから、長時間形を保ちたいのでしたらワックスやスプレーをお勧めします。痛みや乾燥がひどい人は、昼間なども何度もつけた方が効果があります。普通の人が使う分には、基本的にはスタイリングの時につけるのみで大丈夫です!