髪が広がるとどんなにスタイルを決めてもイマイチですよね。パサパサになる原因とはどのようなものなのでしょうか?髪が広がるのを抑えるドライヤーの正しい乾かし方、スタイリング剤もまとめてご紹介します。自分に合った対策方法を実践して、毎日のおしゃれを楽しんでみましょう!

髪が広がる原因は?

髪が広がる原因①湿気と乾燥でパサパサ髪に

髪の毛は約11~13%の水分を含んでいる状態が一番健康と言われています。ですが夏の紫外線やエアコンの風、冬の冷たい風などで乾燥しやすくなり髪に水分少なくなりすぎてしまい、雨の日などは湿気が多くなるため髪が余計に水分を吸いこんでしまうため、うねったりパサパサとした広がる髪になってしまいます。

髪が広がる原因②外部からのダメージ

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などの化学薬品及び、ブロー、アイロンなどの使用で髪は大きなダメージを受けます。また髪が濡れている状態でのブラッシングや濡れたまま寝てしまったり、自然乾燥なども髪に日々ダメージを与えてしまい、髪が広がる原因を引き起こしていると言えます。

髪が広がる原因③健康バランス

心身の健康状態もとても髪の毛に影響してきます。例えば、食生活の乱れによる栄養不足、睡眠が十分に取れていない、極度のストレスなどの原因です。髪が細くなってしまったりしてパサついた広がる髪になってしまうのです。

広がる髪を抑える対策方法

広がる髪を抑える対策方法①健康な身体作り

まずはバランスの良い食生活を心掛けることが大事な対策です。特に卵、鶏肉、鮭などは髪の毛に必要なたんぱく質が豊富に含まれているので良いでしょう。また、睡眠も髪の毛を作るうえでとても重要です。シンデレラタイムと言われている夜10時~深夜2時に睡眠をとるとさらに効果的でしょう。

広がる髪を抑える対策方法②正しいシャンプーの選び方

自分の悩みに適したシャンプーを選ぶことも髪の毛には重要なことなのです。広がる髪が悩みの方は、刺激の少ないアミノ酸配合のものや保湿力が高くダメージを抑えるシャンプーで対策しましょう。

広がる髪を抑える対策方法③正しいシャンプーの仕方

まずブラッシングをして髪を整えてから濡らします。2.3分程度しっかりと髪を流してからシャンプーを手に取り少し泡だててから頭皮を指の腹で揉むように洗います。シャンプーが残らないようによく洗い流して、軽く髪の水を絞ってからトリートメントをしましょう。

広がる髪を抑える対策方法④ドライヤーの乾かし方

お風呂上がりのドライヤーの乾かし方はとても重要です。シャンプーなどでいくらケアをしていても正しい髪の乾かし方ができていないとお風呂でのケアが台無しになってしまいます。台無しにしないためにも正しい髪の乾かし方をご紹介します。ご自身がしているお風呂上がりの対策が正しくできているのか確認してみましょう。

髪の広がり対策!ドライヤーを使った正しい髪の乾かし方は?

正しい髪の乾かし方①タオルドライ

ドライヤーをする前にきちんとタオルドライをしましょう。この時ゴシゴシと拭いてしまうのはNGです。ゴシゴシと拭いてしまうと髪と髪が擦れてキューティクルが剥がれてしまい余計に傷んでしまうのです。タオルドライをするときは、根元は指で揉むように優しく、毛先はポンポンと手のひらで叩くようにして拭いていきます。

正しい髪の乾かし方②ドライヤーの風は上から下に

ドライヤーの風は髪の毛に沿って上から下に向かって乾かしていくのが基本です。髪の表面のキューティクルは下に向いているため、下から上に向かって乾かしてしまうとキューティクルが閉じずに乾いてしまい髪が広がってしまったり、傷んだ髪にしてしまうのです。

なのでドライヤーの風は上から下に向かって乾かすようにするとキューティクルが整って傷んでしまった広がる髪を抑えることができます。

正しい髪の乾かし方③最初は前髪から乾かす

前髪は乾きやすいので、変な癖がついてしまう前に乾かしていきましょう。乾かし方は根元を持ち上げ、前に向かって乾かすようにします。根元を持ち上げるようにして乾かすことによって、分け目が目立ちにくくなり寝癖などがつきにくくなる効果があります。

前髪は割れてしまったり癖がついてしまうともう一度髪を濡らして乾かさないとうまくセットできなかったりします。一工夫加えるだけで綺麗な前髪に仕上がるので実践してみましょう。

正しい髪の乾かし方④根元は髪を左右にこすりながら乾かす

根元は髪が密集しているので、毛先より乾きにくいため先に根元を乾かしていきます。毛先を先に乾かしてしまうと根元を乾かしている間に乾きすぎてパサパサの仕上がりになってしまいます。なので必ず根元から毛先の順番の乾かし方をしましょう。

ドライヤーをもっていない方の手で、根元の髪の毛を優しく左右にこすって風が通る隙間を作ってあげます。左右にこすってあげることによって髪に分け目がつきにくくふんわりと仕上がる効果もあります。

正しい髪の乾かし方⑤毛先をまとめながら乾かす

根元全体が乾いたら手で毛先をなでるようにまとめながら乾かしていきます。パーマをかけている方は毛先を手で包み込むように上に持ち上げて乾かすとふんわりとしたパーマを長持ちさせることができます。

根元も毛先も全体的に乾いてきたら後ろから前に向かって乾かしていきましょう。前に向かって乾かすことで、より全体がまとまり広がる髪を抑える効果があります。

正しい髪の乾かし方⑥最後はドライヤーの冷風で美髪に

髪の毛全体が乾いたら、ドライヤーの冷風でクーリングしていきます。クーリングすることで、キューティクルが完全に閉じて、より艶のある髪の毛に仕上げることができます。

クーリングするとしないのでは見た目に大きな違いがあるのが実感できると思います。広がる髪を抑えるためにも毎日のドライヤーをきちんと行っていきましょう。

正しい髪の乾かし方⑦洗い流さないトリートメントをするタイミング

洗い流さないトリートメントは髪を乾かす前につけるのが良いでしょう。髪を乾かしてからではキューティクルが閉じてしまっているので効果が発揮されにくくなります。

付ける量は、ミディアム~ロングの方で2~3滴(手の平に1円玉くらい)です。付け方は、手の平でトリートメントを伸ばして毛先を重点的に、揉みこむように付けていきましょう。この時付けすぎないように要注意です。乾かしたのに濡れているようなべたついたような感じがしたら付けすぎでしょう。