The 1975は、10月リリース予定のアルバムからの先行シングル「Part Of The Band」(パート・オブ・ザ・バンド)をリリースした。約2年ぶりのリリースとなりファン待望のシングルとなる。同楽曲は有名バンドの一員として人生を長く過ごしてきた、フロントマンのマシュー・ヒーリーの人生における苦楽が綴られている。一節では “Am I ironically woke? The butt of my joke? Or am I just some average, skinny bloke calling his ego imagination?” (対訳:僕は反語的な意味で意識が高いのか? 自分の嘲る対象ってこと? それとも平凡な、自意識を想像力と呼んでいる、ただの痩せっぽちの男?)と歌われ、どんなに成功した人間でさえ悩みは尽きないし、他人からは常に評価される環境にいる、人生は苦楽や自問自答の繰り返しである、という彼の想いが綴られている。

また、通算5作目のアルバム『Being Funny In A Foreign Language』は10月14日に発売予定で、トラックリストも公開された。前作までのアルバムで毎度お馴染みの1曲目「The 1975」がどのような内容かにも期待したい。

The 1975の公式YouTubeチャンネルでは「Part Of The Band」のミュージック・ビデオもプレミア公開された。モノクロで語られたミュージック・ビデオは、彼らの世界観が溢れんばかりに反映されている。

本国イギリスでは、ニュー・シングル「Part Of The Band」の歌詞が書かれた屋外広告が話題となり、またフロントマンであるマシュー・ヒーリーは、SNS上でニュー・アルバムについての情報を公開するなど、約2年ぶりのリリースにファンを沸かせている。