5位:安楽寺
安楽寺は天長年間(824年〜834年)に建立された曹洞宗の寺院で、本堂には釈迦如来像を祀っています。鎌倉時代には北条氏に保護され栄えました。長野県では最古の禅寺です。
安楽寺の奥には八角三重塔があります。日本で唯一の八角形の三重塔であり、1952年、長野県では初めて国宝に指定されました。
6位:四柱神社
松本駅から徒歩10分程、松本城手前のなわて通り近くにある四柱神社。
日本神話において、世界が初めて誕生したときに登場する神である天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、「創造」を神格した神である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)の三神と、この三神の意志を顕現される神である天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。すべての願いが相叶う「願い事結びの神」として、全国各地から崇め敬われている神社です。
7位:北向観音
北向観音は、825年に円仁慈覚大師が建立した天台宗の寺院です。千手観音像を本尊としており、本堂が北を向いているという日本ではほぼ例のない特徴を持っています。
北向観音が現世利益を願うのに対し、1位にランクインしている善光寺は未来往生を願っており、片方だけ参拝するのは片参りとなるため、両方に訪れるべきとされています。
8位:穂高神社
安曇野市にある神社。御祭神は安曇族の祖神・穂高見神(ほたかみのかみ)で、商売繁盛と交通安全にご利益があるとされています。安曇野市穂高にある本宮のほか、上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮があることから、「日本アルプスの総鎮守」とも言われています。
毎年9月26日・27日に行われる「御船祭」では、船型の山車に穂高人形を飾った大小5つの船が曳かれます。船同士がぶつかり合う光景は圧巻です。
9位:岩松院
岩松院は、曹洞宗の寺院で、境内には豊臣秀吉の重臣として戦国時代に名を馳せた福島正則の霊廟があります。岩松院の見どころは、本堂中央の天井画で、21畳分もの鳳凰図。葛飾北斎が88歳から89歳にかけて描いたとされており、どこから見てもこちらを見据えているように見えることから、八方睨みの鳳凰ともいわれています。
また俳人・小林一茶の句も有名です。1816年の4月にこの寺を訪れ、オス蛙たちがメス蛙を取り合っている様子を見て、「痩せかえる 負けるな一茶 これにあり」という句が詠まれました。
10位:深志神社
暦応2年(1339年)、信濃国司小笠原貞宗公の創建と伝えられている松本市の神社。御祭神は、建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)と菅原道真公で、学問の神様と言われる天神様を祀っていることから、地元の受験生も数多く参拝に訪れます。また、安産祈願とお宮参りの御朱印が一体になった記念御朱印も人気です。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2019年10月時点)を元に算出しています。
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