善光寺や戸隠神社、諏訪大社などをはじめとする長野県の神社・お寺の中から、トリップノートの4万7千人の旅行好きトラベラー会員(2019年10月現在)が実際に行っている長野の人気寺社ランキングをご紹介します!
1位:善光寺
「遠くても一度は詣れ善光寺」とうたわれ、篤い信仰を集める古刹。年間約600万人もの参拝者が訪れる、一大観光スポットにもなっています。仁王門をくぐるとつづく仲見世通りでは、串ぬれおかきやそばソフトなどの食べ歩きが楽しめます。
仲見世通りの先に建つ山門は、国内に現存する最大の栩葺き(とちぶき)建造物。そして国宝に指定されている「本堂」は、木造文化財としては東日本最大の建造物で、総檜皮(ひわだ)葺きの二重屋根が特徴的です。
2位:戸隠神社
霊山・戸隠山の麓を中心に創建された、二千年余りに及ぶ歴史を刻む名社。奥社・九頭龍社・中社・宝光社・火之御子社の全部で五社からなる神社で、奥社・九頭龍社は隣接していますが、あとの三社はそれぞれ離れた位置にあります。戸隠神社のシンボルでもある、奥社参道の樹齢400年を超える杉並木は、圧巻。
3位:諏訪大社
諏訪大社は全国にある諏訪神社の総本社。上社の本宮と前宮、下社の秋宮と春宮と4箇所の境内があり、二社四宮を総称して諏訪大社と呼ばれています。『古事記』や『日本書記』にも記されている歴史ある社であり、風・水の守護神として、五穀豊穣、また武勇の神として昔から多くの人に信仰されています。
諏訪大社で行われる全国的に知られた祭事が、7年に1度、山から切り出した柱を諏訪大社まで曳いていく「御柱祭」。諏訪大社の四社に4本ずつ、計16本の御柱を立てるために、山から人の力で御柱が曳かれて神社へ運ばれていきます。諏訪大社へ参拝する際には、ぜひ各社で境内に立てられた御柱も探してみて。
4位:眞田神社
上田城東虎口櫓門の奥にある眞田神社。ここには、上田城を築城した真田昌幸、幸村、江戸時代の藩主である仙石家、松平家が祀られています。手前には真田軍の象徴として名高い赤備えの大兜が鎮座しており、正面には真田家の家紋、六文銭も。神社の左手奥に進むと真田井戸があり、これは、抜け穴になっていて、城の北の砦に通じていたそうです。
ここで忘れないで頂きたいのが、運が開くと言われている「傘おみくじ」。珍しいことと、かわいらしさから大人気です。