1日目は長野県を代表する観光名所の一つ「松本城」とその周辺スポット、2日目は「上高地」エリアをめぐる1泊2日の長野観光プランをご紹介!人気の観光スポットをもれなく訪れる、おすすめモデルコースです。
1日目ランチ:信州そばで腹ごしらえ
1日目午前中は長野県までの移動時間として、旅はランチからスタート!長野の人気ご当地グルメである「信州そば」がおすすめです。松本市街地にあるお蕎麦屋さんの中では、三城や蕎麦倶楽部 佐々木、みよ田 松本店などが評判ですよ。
1日目午後:松本城&周辺を観光
信州そばでお腹が満たされたら、早速観光を始めましょう。おすすめスポットは松本市内のいずれも人気名所である「松本城」、「旧開智学校」、「なわて通り」、「四柱神社」の4カ所。それぞれのスポット間はさほど離れていないので、徒歩での移動も可能です。
日本に5つしかない国宝の城のひとつ「松本城」
松本城は犬山城、彦根城、姫路城、松江城とならび、日本に5つしかない国宝の城のひとつ。五重六階の天守としては現存する最古のもので、戦国時代の永正年間に造られ400年以上の歴史をもちます。五重六階とは、外からは5階に見えるのに、内部は6階建という秘密の階が存在する造りのこと。戦国時代ならではの敵を欺いた建築様式です。
最上階までは階段を上っていきますが、その段数は約140段で最大傾斜が61℃とかなり急な階段となっています。
和洋折衷の擬洋風建築が見応えある「旧開智学校」
明治6年(1873年)に第二大学区第一番小学開智学校として開校。現在保存されている校舎は、明治9年(1876年)に新築され、昭和38年(1963年)まで実際に使われていた、日本で最も古い小学校のひとつです。明治時代に流行した和洋折衷の擬洋風建築で建てられ、重要文化財にも指定。校舎内は見学も可能で、現代までの教育資料の展示がされています。
お土産探しも楽しい「なわて通り」
松本城からは歩いて5分、松本駅から歩いても10分とアクセスしやすい場所にあります。縄のように長い土手からなわてと呼ばれるようになったこの通りのシンボルは、カエル。カエル大明神など、街のあちこちでカエルのオブジェが迎えてくれます。懐かしい玩具や駄菓子、地元の名産や特産品を扱うお店が50軒ほどつらなっており、お土産探しにも楽しい通りです。
すべての願いが相叶う「四柱神社」
松本駅から徒歩10分程、松本城の手前に位置する四柱神社。日本神話において、世界が初めて誕生したときに登場する神である天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、「創造」を神格した神である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)の三神と、この三神の意志を顕現される神である天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。すべての願いが相叶う「願い事結びの神」として、全国各地から崇め敬われている神社です。
おまけ:草間彌生さんファンにおすすめの「松本市美術館」
鑑賞の場、表現の場、学習の場、交流の場を4つの柱に、地域に根ざした美術館を目指して2002年に開館した松本市美術館。水玉やカボチャをモチーフにしたアート作品で有名な、草間彌生さんの作品は大きな見所のひとつで、草間彌生さんファンなら上記で紹介したスポットを差し置いても訪れておきたい施設です。
館内はもちろん、美術館の庭にも草間彌生作のオブジェが飾られており、水玉模様の自動販売機まで設置されています。
1日目夜:松本市周辺に宿泊
夜はそのまま松本市内に宿泊しましょう。温泉に泊まりたいという方は、市街地から近い美ヶ原温泉や浅間温泉がおすすめ。車で移動する方は、市街地から1時間以上かかりますが、翌日の上高地への移動に備えて沢渡駐車場に近い白骨温泉に泊まるのも便利です。