【6】高井鴻山(たかいこうざん)記念館
高井鴻山は、小布施町の豪商で、江戸後期の幕末には、松代藩士の佐久間象山や、葛飾北斎など多くの文化人と交流を持っていました。特に、北斎の画才に感動していた鴻山は、北斎の為に自宅にアトリエを建てたほどです。
北斎が初めて小布施を訪れたのが83歳の時。それ以来、4回ほど訪れ、一年余り滞在したこともあったそうです。この記念館は、当時の豪商の面影を残す建物とともに、鴻山が残した書画などが展示されています。
【7】日本のあかり博物館
日本のあかり博物館は、小布施が灯具の燃料になる種油の一大産地だったことから、日本初の灯火具専門館として昭和57年に開館。
文化財に指定されたコレクションは、江戸時代から明治時代にかけての、行灯(あんどん)や提灯などの灯具類の他、浮世絵版画や絵画なども展示されています。ぼんぼり燭台から電球までの、明るさの比較など興味深く見学することができます。
【8】道の駅オアシスおぶせ
ここは、ハイウェイからも一般道からも立ち寄れる道の駅で、広大な敷地に土産店やレストランの他、公園やスポーツ施設も併設されている人気のスポットです。高速を降りずに利用できることもあり、時間のない方は、ここで小布施の味やお土産を堪能することもできます。
【9】桝一市村(ますいちいちむら)酒造場
小布施観光の中心部にあり、歴史を感じる佇まいが目を引くのは、栗菓子の小布施堂を経営する市村家の酒造場です。前出の高井(市村)鴻山は、小布施堂一族の第十二代目に当たる人物で、江戸末期には、この酒屋さんを営んでいたそうです。
店内には手盃(てっぱ)台と呼ばれる和風なカウンターがあり、そこで、おちょこ一杯から全銘柄を味わうことができます。
【10】桜井甘精堂
小布施でランチなら栗おこわは必食!小布施と栗の歴史は室町時代にさかのぼり、当時の領主だった荻野常倫が故郷・丹波国から栗をとりよせて、植えたのが始まりと伝えられています。小布施の栗は品質がよいということで、松代藩が毎年、将軍家に献上するようになり、その名が広まったとされています。
創業約200年の栗菓子の老舗、桜井甘精堂でも、わっぱに詰められた栗おこわがいただけます。甘くてほっくりとした栗と、モチモチのおこわは、優しく味わい深いお味です。
提供・トリップノート
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