ムッチリとした下半身が悩みの種という方も少なくないと思いますが、忙しい毎日を過ごしていると運動する時間を確保するのは難しいもの。そこで役立てたいのが体質や体調、性格をベースに“タイプ”を診断して行う「経絡体操(けいらくたいそう)」です。

それでは早速「おとなしい性格で運動嫌い」という“肺・大腸タイプ”の方に最適な2種類の「下半身引き締め体操」を紹介します。

“肺・大腸タイプ”の性格や特徴は?

まずは“肺・大腸タイプ” の人の性格や特徴をチェックしてみましょう。「おとなしい性格で運動嫌い」の他に、下記2項目に当てはまる方が対象になります。

  • 全体に丸みを帯びてムッチリとした体型で、ウエストのくびれ部分に脂肪が付いている
  • 肌はきめ細やかで色白。また、発汗が少なく動きが少ないので、運動や体操に積極的になれず、風邪をひきやすい また、今回紹介する2つのエクササイズと合わせて、散歩などの軽い運動を少しずつ増やすこともオススメです。

    “肺・大腸タイプ” のための「下半身引き締め体操 (1)」

(1)床やベッドに仰向けになり、ひじを軽く曲げた状態で万歳をして手を頭上あたりに楽に置く
(2)腰だけを少しベッドや床から浮かせて、肩と踵だけがベッドや床についている状態になる
(3)肩と踵を支点にして、小さい振りから大きい振りに移行するイメージで、腰を中心に左右にくねくねと5~6回を目安に振る

次第に全身のうねりを大きくしながら、静かに漂っていた体液を動きでかき回すイメージで行うのがコツです。