相手と自分に共通点があると、距離感は一気に近くなるもの。特に恋愛の場では、好きなものや興味を抱くものが似ている相手を気になってしまうことは多くあります。
しかし、知り合って間もない場合は、それが真実なのか、注意深く観察する必要があるようです。
※イメージです(以下、同じ)
木村紗枝さん(30歳・仮名)は、同じ猫好きの男性と知り合えたことに喜びを感じて交際をスタート。結婚も考えましたが、ひょんなことから彼の嘘を知り、よく知らない相手の話を鵜呑みにすることの危険性を学びました。
“猫好き男性”を条件に婚活を開始
「どんどん結婚していく周りの友達を見て、このままじゃやばいかもと思って、婚活を始めました」
そう語る紗枝さんは、ロングヘア―が似合う上品な女性です。マッチングアプリを利用し始めたのは、今から1年半ほど前のこと。彼女には絶対に譲れない条件がありました。
「私は猫が大好きで、猫がいない生活は考えられない。だから、将来一緒になる人は猫と暮らすことに理解がある人がいいなと思っていました」
紗枝さんの自宅には、保護猫カフェから迎えた2匹の愛猫がいます。マッチングアプリでは自分だけでなく、愛猫たちのことも大切にしてくれる猫好き男性を探していました。
マッチングアプリで出会った猫好き男性と意気投合
そんな時に出会ったのが、2つ年上の祥吾さん(仮名)。祥吾さんはプロフィールで猫好きをアピールしていました。実際に猫と暮らしてもいるようで、爽やかな印象を与えるプロフィール写真にはかわいらしい愛猫の姿も写っていました。
気が合いそうだと思った紗枝さんは、祥吾さんに「いいね」を送信。すると、見事にマッチング。猫トークで盛り上がった2人はデートの約束を交わしました。
「2回目のデートで、彼から告白されました。これで夢見ていた、猫にまみれた結婚生活が送れるかもしれないと思い、嬉しかったです」