「もう学校へ行くのが限界…!」泣きわめいたわが子
レイちゃんは一部始終を佐藤さんへ話し終えた後、「もう限界!」と泣きわめいて抱き、長らく号泣したそうです。
佐藤さんは、先に挙げたレイちゃんの悩みを取り除くべく、行動にでました。
「気の合う友達ができない」に関して。これはとても難しい問題ですが、佐藤さんはあえて「友達」を作らないことをレイちゃんに薦めたそうです。また、高学年のお子さんを持つママに相談したところ、学童に入れてみると子どもが学校へ行くのが楽しみになるという情報を得て、早速実行しました。
レイちゃんは友達を無理やり作らないといけないプレッシャーから解放され、学童で同じクラスの『学童というコミュニティ』に参加する友達を作ることができ、この悩みからは解放されました。
先生にも指導を求める
また、先生に関しては学校へ話合いにいきました。まずは学校の教頭先生にコンタクトを取り、上の職位の先生から指導をしてもらうという作戦を取ったのです。
教頭先生から担任の先生へ「センシティブな子なので褒めてのばして教育してほしい。言葉づかいにもベテランだからといって強い口調で指導しないようにしてほしい。」と伝えてもらいました。結果的に担任の先生とも面談でき、レイちゃんへの対応も変わったそうです。
レイちゃんは「前と先生の様子が変わった、先生が優しくなった!」と大喜び。学校生活にもハリが出たようでした。