『純愛ディソナンス』教師と生徒の禁断の恋
最後におすすめしたいのは、この夏クール恐らく唯一のドロドロドラマ『純愛ディソナンス』（フジテレビ系、木曜夜10時～）。最初は、教師と女子生徒の禁断の恋……なんて今さらどうなの？と思っていたのですが、予告編を観て気が変わりました。スタートは7月14日です。
まず、ただ純愛を描くだけではなく、周囲を巻き込みながら“ディソナンス＝不協和音”を展開していくという点が興味深いのです。次に、キャストにも惹かれました。主演の中島裕翔（Hey! Say! JUMP）は『半沢直樹』『デート～恋とはどんなものかしら～』『母になる』などに出演する演技派で、ジャニーズJr.だった頃に初出演した『エンジン』での演技も印象に残っています。
そして相手役には、こちらも子役時代の『オー!マイ・ガール!!』や『夜行観覧車』、最近では『明日、私は誰かのカノジョ』など数多くの熱演を見せてきた女優・吉川愛。このふたりが、比嘉愛未、高橋優斗（HiHi Jets）、佐藤隆太、富田靖子を巻き込んでドロドロするなんて、ちょっと観てみたいと思いませんか？
番外編：『家庭教師のトラコ』はどちらに転ぶのか?!
入れるべきかかなり迷いがあった1作もご紹介させてください。それは遊川和彦脚本の『家庭教師のトラコ』（日本テレビ系、水曜夜10時～）、7月20日スタートです。
（画像：日本テレビ「水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』公式サイトより）
脚本家・遊川和彦の作品は、いい意味でも悪い意味でも毎回物議を醸すことでも有名ですが……『女王の教室』『家政婦のミタ』などのヒット作も数多くあります。筆者は『はじめまして、愛しています。』『過保護のカホコ』も好きでした。今回の『家庭教師のトラコ』は、どちらに転ぶのか……不安と期待を胸に、1回目は必ず観る予定です。
筆者の独断と偏見で「面白そう!!」と思うドラマをご紹介しましたが、それ以外のドラマもしっかりウォッチして、面白いものはドンドンご紹介していけたらと思います。2022年の暑い夏を盛り上げてくれるドラマの数々に注目です！
＜文／鈴木まこと（tricle.llc）＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 鈴木まこと tricle.llc所属。雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者／ライター／広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter：@makoto12130201
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