日本最大級の地底の大滝が見どころの竜ヶ岩洞や、日本一高い場所にある飛騨大鍾乳洞、カプリ島にある”青の洞窟”を思わせる堂ヶ島天窓洞など、東海地方にあるおすすめの鍾乳洞&洞窟をご紹介します。
1.竜ヶ岩洞(静岡)
東海地方で最大規模の鍾乳洞。総延長は1,000mを超えており、そのうち400mが公開されています。年中18度に保たれた洞内は夏は涼しく、冬には暖かいのが特徴。
一番の見どころである落差30mの地底の大滝は、地底の滝としては日本最大級です。出口には資料館やお土産物店もあります。
2.飛騨大鍾乳洞(岐阜)
日本全国に約80あると言われる観光鍾乳洞のなかでも、標高900mと日本一高い場所にあります。全長は800mにおよび、洞内は平均気温が12度と夏でもひんやりと感じられます。
ヘリクタイトという珍しい曲がり鍾乳石は、国内の観光鍾乳洞のなかでも最も多く見ることができます。また鍾乳石の色彩の美しさでも知られています。
また冬季限定で「氷の渓谷」を見ることができます。期間限定でライトアップも行われ、カラフルな灯りで彩られた「氷の渓谷」を楽しめます。
3.堂ヶ島天窓洞(静岡)
凝灰岩でできている海触洞窟で、天然記念物に指定されています。綺麗なエメラルドグリーンをした海面が、射し込む太陽の光によってキラキラと美しく輝く光景はまさに絶景。
カプリ島にある”青の洞窟”を思わせる神秘的なこの洞窟には、遊覧船で訪れることができます。
4.大滝鍾乳洞(岐阜)
大滝鍾乳洞は岐阜県郡上市八幡町にある、総延長が約2kmの東海地区最大級の鍾乳洞です。そのうち約700mが一般公開されています。
洞窟の最深部には、大滝鍾乳洞の名前の由来となった「大滝」と呼ばれる滝があり、湧き出る豊富な水が今でも鍾乳石を成長させ続けています。
木製ケーブルカーに乗ったり、地下を流れる大滝を見たり、ユニークな鍾乳石の数々を見つけたり、大滝鍾乳洞は探険心をくすぐってくれる見どころがいっぱいです。歩きやすい服装で、ぜひ足を運んでみてください。