マイケルジャクソンは50歳の若さで突然亡くなったキングオブポップと呼んでも過言ではない存在で、彼の楽曲やミュージックビデオは発表当時衝撃を受けるものばかりでした。今回は彼のたくさんのヒット曲、ヒットアルバムのおすすめをランキング形式でご紹介します。

マイケルジャクソンのプロフィール

名前:マイケル・ジャクソン(Michael Joseph Jackson)
生年月日:1958年8月29日
血液型:非公表
出身地:アメリカ合衆国インディアナ州ゲーリー
身長:175cm

ギネスブックに人類史上最も成功したエンターテイナーと記載された、キングオブポップ・マイケルジャクソン。全世界で3億枚から3億5,000万枚の売り上げを誇り、史上3番目とされています(1位はビートルズ、2位はエルビスプレスリー)。

1958年アメリカ、インディアナ州のアフリカ系家庭に生まれましたが、非常に貧しく、11人家族で狭い部屋に一緒に寝るような暮らしぶりでした。

1960年代に兄弟で結成され、マイケルジャクソンをリードボーカルとした「ジャクソン5」でデビューし、「 I Want You Back 」などの曲で一世を風靡しました。「ABC」や「I'll Be There」などは今でも世代を超えて愛されています。

ソロアルバム「オフ・ザ・ウォール」1979年に発売され、82年には伝説的アルバム「スリラー」を発表しました。その後84年にマイケルが脱退したことでジャクソン5は解散しました。

ジャクソン5解散後も多数の楽曲を発表しました。アルバム、シングルのおすすめランキングはのちほどご紹介します。

撮影中の事故をきっかけに整形手術を行ったり、尋常性白斑病などの病に侵されたりしたことえ容姿も変貌を遂げています。当初は白人に憧れて皮膚を漂白したという報道もされましたが、マイケルは黒人であることに誇りを持っているとしてこれを否定しています。

また自宅はかの有名なネバーランドです。カリフォルニア州にある総工費約40億円と言われるネバーランドはその広さなんと1100ヘクタール。動物園や遊園地のようなアトラクションやレコーディングスタジオや来客用マンションまであり、児童福祉のチャリティ活動のため作られたとも言われています。

児童虐待疑惑での訴訟で(有罪判決なし)4億ドルもの費用を要したため、ハードなツアーを行わざるを得ず、プレッシャーから様々な薬物に依存していたとも言われています。

胃洗浄が必要なほど鎮痛剤に依存していたと言われ治療施設に入っていた時期もあるなど波乱万丈な人生を送ったマイケルジャクソンは2009年、イギリスの長期ツアーを控えていながら突然の死を遂げました。まだ50歳の若さでした。

マイケルジャクソンの死は世界中に衝撃を与え、死の真相は今でも不明な点も残されています。マイケルの死の直後から彼のベストアルバムは世界中で売れたためチャート1位を獲得しました。

スーパーボウルのハーフタイムショーやショートフィルムと言われるミュージックビデオなどマイケルが礎となったことは数多く存在しています。 ムーンウォークのダンスは今見ても感動してしまいますね!

そんな稀代のスーパースター、マイケルジャクソンの楽曲をランキング形式でご紹介します。

マイケルジャクソンのおすすめアルバムランキングTOP5!

第5位:Invincible

インヴィンシブル
発売日:2001年10月30日

マイケルの存命中に発表された最後のオリジナルアルバムです。推定制作費約5億円弱ともいわれる豪華なアルバムで、小室哲哉さんによる楽曲提供も行われました(採用はされず)。アルバム採用に当たって100曲ほどが候補に上がったと言われています。

「You Rock My World」のMVには「ラッシュ・アワー」で知られるクリスタッカーが相棒として出演する映画のようなビデオです。その他の楽曲もベイビーフェイスやRケリーが参加するなど豪華なアルバムです。

第4位:Bad

バッド
発売日:1987年8月31日

総売り上げ枚数3,000万枚と言われ、史上最も売れたアルバムの一枚です。アルバム表題曲となった「Bad」やゴスペルを基調とし歌詞のメッセージ性が強い「Man In The Mirror」などを収録した、マイケルソロとしては2枚目のアルバムです。

ビルボード史上初めて、一枚のオリジナルアルバムからシングルカットした曲が5曲連続で1位を獲得するという偉業を成し遂げたアルバムです。

第3位:Dangerous

デンジャラス
発売日:1991年11月26日

BADの4年後に発表されたアルバムです。ホームアローンでおなじみマコーレーカルキンがMVに出演した「Black Or White」は20か国以上で1位を獲得しました。

ブラックオアホワイトのショートフィルム以降マコーレーカルキンとマイケルは親交を深め、マイケルが児童虐待疑惑で訴えられた際マコーレーが出廷して無実を訴えるなど、年齢の差を超えてお互いの苦労を分かり合う友達となったと語られています。

「In the Closet」ではナオミキャンベルと、「JAM」ではマイケルジョーダンとショートフィルムで共演するなど、マイケルの交友関係の広さが窺えます。

第2位:Off The Wall

オフ・ザ・ウォール
発売:1979年

マイケル21歳の時に次作「スリラー」成功の先駆けとして、マイケル自身が歌うだけでなく制作に深く関わったアルバムです。スリラーを超えるアルバムを作ると意気込んで作られたもので、売上枚数は超えなかったものの非常に高い評価を得たアルバムです。

元々ジャクソン5のためにポールマッカートニーが作詞作曲した「Girlfriend」や、スティービーワンダーによる「I Can't Help It」が収録されています。

マイケル自身がソロでは初めて作詞作曲をした「Don’t Stop 'Til You Get Enough」などはイントロもよくテレビなどで使われる名曲です◎

第1位:Thriller

スリラー
発売日:1982年12月1日

世界で最も売れたアルバムで、その総数は6500万枚。1億枚売れたとも言われており、今後これ以上売れるアルバムはないだろうと言われています(2位はイーグルスのベストアルバム5100万枚)。

アルバム表題曲である「Thriller」のMVは4分という常識を覆し、14分もの映画のような作りで、SNSなどがない当時ですらあっという間に世界中の話題となりました。また、黒人のMVは流さなかったMTVが初めて流したのが「Billie Jean」でした。

ムーンウォークはビリージーンの曲をテレビで初めて披露する際に踊られたもので、その出来は納得のいかないものだった、と後に著書で語られています。