アート作品以外もアートで溢れる島!
上記で紹介したアート作品以外にも、実は歩いているとあれ?これもアート作品?と勘違いしてしまうようなものが佐久島には沢山あります。
民宿「千鳥」
とっても可愛らしい虹が描かれていますが、こちらはアート作品ではなく、民宿「千鳥」の壁画。思わず写真を撮りたくなってしまいますね。
タコ漁の今と昔
こちらはフラワーロード沿いにあるオブジェで、歩いていると思わず目に止まります。なんだかちょっぴりシュールな感じがしますが、遊び心があって面白いですよね。
ちなみにこのフラワーロード沿いには、心が温まるような手作りの看板があります。
とても可愛らしいですね。
カフェ「みぎわ」
大きなアイスクリームがとっても目立つカフェ「みぎわ」です。思わずアイスを求めてお店に入ってしまいそうですね。
なんでも屋「つるや」
なんでも屋さんのつるや。お店の外観やお店の前の椅子などが全て黄色で統一されています。
このように、アート作品ではないものの、アートで溢れる島になっています。のんびりお散歩をしながらこのようなアートを探すのも、佐久島歩きの楽しみの一つではないでしょうか。
三河湾の黒真珠「黒壁集落」を歩く
佐久島の最も印象的な風景が、西地区の崇運寺から大葉邸界隅の三河湾の黒真珠と称される黒壁集落です。
潮風から建物を守るために、コールタール(塗装用品)で塗られていた家並みの景観を残そうと島民やボランティアが保存活動に取り組んでいます。細い道路は迷路のように複雑に入り組んでいますが、運が良ければのんびり昼寝する猫に出会えるんだとか。
釣りやバーベキュー、海水浴を楽しむ
豊かな自然溢れる佐久島は、釣りやバーベキュー、海水浴を楽しむのにもってこいです。アート作品がいくつか展示されている県内屈指の美しい海、大浦海水浴場では、春は潮干狩り、夏は海水浴を楽しむことができます。
また、フラワーロード沿いに位置する、2012年にオープンした体験型農業施設「佐久島クラインガルテン」には、バーベキュー施設が併設されており、屋根付き東屋で海の幸のバーベキューを楽しむことができます。ちなみに「佐久島クラインガルテン」のウェルカムスペースは、クラインガルテンウェルカムスペースと題されたアート作品となっています。
佐久島弘法巡りを楽しむ
佐久島アート・ピクニックのスタンプラリーの他に、アートな弘法巡りというスタンプラリーもあります。
1916年(大正5年)、佐久島に八十八ヶ所の写し霊場として弘法大使の祠(ほこら)が建てられ、戦前には島外から多くのお遍路さんが訪れ賑わっていたそうですが、近年の過疎と高齢化によって縮小を余儀なくされてしまったそうです。
そんな状況の中、2009年度(平成21年度)から3年に渡り建築家による祠のリノベーション、失われた弘法大使座像を2人のアーティストが制作する「佐久島弘法プロジェクト」が行われ、2012年(平成24年)春、佐久島弘法巡りが復活。八十八ヶ所のプチお遍路さん巡りを体験できるようになったのです。
第一番礼所から八十八番礼所まで全て歩くには3時間程度かかりますが、是非プチお遍路さん巡りを体験してみてはいかがでしょうか。
島歩きに疲れたらカフェで一息
アート作品だけではなく、島内にはカフェもたくさんあります。島歩きに疲れたら是非カフェで一息入れましょう。
今回紹介するのは西港のすぐ近くにあるカフェ百一。
自家製のコーヒーや西尾の抹茶が売りのカフェですが、この日はとても暑かったこともあり、新メニューのももソーダフロートを注文。ももとバニラアイスクリームの相性抜群で、暑い日にはぴったりのメニュー。
そしてこちらのカフェは海をみながらゆっくりすることができますし、何より店員さんがとってもフレンドリー。気軽に話しかけてくださり世間話で盛り上がったり…なんてことも。西港付近のカフェならカフェ百一で決まり!