奥之院では、開山堂の力士像を見逃さないで!
三つの堂からさらに奥へ進んだ先にある奥之院。こちらにある開山堂は、開山の性空上人を祀るお堂です。
この開山堂の軒下を見上げると、まるで屋根を支えるようにふんばる力士像が・・・
こちらの像は、日光東照宮の眠り猫の作者としても有名な左甚五郎作と伝わっています。四隅のうち西北隅の一つは重みに耐えかねて逃げ出した、という伝説があります。
奥之院から展望公園は、静かな境内を感じられる格別スポット
奥之院から南側へ進み、金剛堂から展望公園へ。摩尼殿や三つの堂付近と違い、ここまで足を延ばすと参拝客も少なくなります。その為、静かで落ち着いた雰囲気を感じられる場所です。
金剛堂は、室町時代に建立され、元々は普賢院という塔頭の持仏堂であったと言われています。その普賢院の跡地にあるのが展望公園。
ここからは瀬戸内海に浮かぶ小豆島をはじめとする島々や、四国を見通すことができます。
これも見逃せない!所々に現れる弁慶伝説
武蔵坊弁慶が少年時代をこの地で過ごしたという伝説があり、宝物館には弁慶が使用したとされる勉強机が展示されています。また、境内にあるゆかりのスポットは、弁慶が人並み外れた力を持った人物であったことを物語っています。
弁慶のお手玉石
本来の名は護法石と呼ばれ、昔二人の童子がこの石の上に降り立ち、寺門を守ったと言われています。弁慶はこの大きな石をお手玉にしたという伝説があり、別名弁慶のお手玉石とも呼ばれています。
弁慶の鏡井戸
大講堂の脇にある弁慶の鏡井戸。昼寝をしていた弁慶は、信濃坊戒円(しなのぼうかいえん)に顔にいたずら書きをされ、小法師たちに笑われてしまいます。目を覚ますと、みんなが自分を見て笑っているが理由が分かりません。その後、この井戸に顔を映し落書きされていることに気づいた弁慶は大激怒し大喧嘩。その喧嘩がもとで、大講堂をはじめとする山内の建物を焼き尽くしてしまったという伝説があります。
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