白い砂浜と青い海、新鮮な海産物、そして温泉を兼ね備えたリゾート地、和歌山県の白浜。エリア内には動物園と水族館と遊園地がセットになったアドベンチャーワールドまであり、老若男女問わず誰もが楽しむことができる万能な観光地です。今回は、そんな白浜の海岸を徒歩で歩いて、円月島を始めとした見どころをめぐるプランを紹介します。
西日本最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場南紀白浜」
「とれとれ市場南紀白浜」は、15,000坪(東京ドームより少し広いくらい)という西日本最大級の総敷地面積をほこる海鮮マーケットです。
日本中の海産物や地元の特産品を扱っており、マグロの解体ショーが行われるなど活気があふれています。今では手に入りにくくなったくじら肉も和歌山では容易に手に入るため、ぜひ土産に購入したいところです。
海鮮が食べられるフードコートの「とれとれ横丁」やバーベキューコーナーもあり、買い物だけでなく食事も楽しむことができます。
ちなみに「とれとれ市場南紀白浜」のすぐ近くには「とれとれ市場前」というバス停があります。このバス停から「循環バス101」に乗り、「臨海」というバス停で降りれば、次に紹介する円月島はすぐそこです。
白浜のシンボル「円月島」
白浜と聞いた時、多くの人が連想するのは円月島なのではないでしょうか。面積は130メートル×35メートル、高さ25メートルの小島で正式名称は高嶋といいます。
夕方、島の向こうに夕日がしずむ時には多くの人が訪れます。
なお、ここから先はすべて徒歩で回ることができます。白浜の海を見ながらのんびりと進んでいきましょう。
3万点の貝を所有する「本覚寺」
住宅街の中にある浄土真宗の本覚寺。このお寺は古くから漁民により貝の寄進を受けており、今では1千種・3万点のコレクションを有しています。
寺の名前がついた「ホンカクジヒガイ」を始め希少な貝を多く所有しており、徳川御三家の紀州藩主へ貝を献上したり、歴代の藩主が訪ねてきた記録が残ります。
お寺の中には展示室があり、法要などで閉館していなければ貝のコレクションを見学することができます。