最近、特に若い人の間で髪の毛をウエットヘアにスタイリングするためにベビーオイルを使う人が増えているといいます。確かにベビーオイルを使うと簡単に髪の毛がセットできて便利なのですが、使い過ぎるとシャンプーのし過ぎで髪の毛が痛むこともあるので要注意です!!

ベビーオイルを髪に付けてウェットヘアにセット!!

ベビーオイルで髪をウェットヘアに!やりすぎると髪が痛むリスクも?
(画像=unsplash.com/photos/WCPg9ROZbM0、『lovely』より引用)

しっとりと濡れたようなウェットヘアのヘアスタイルっていうのは、女性の憧れでもありますよね。

風になびくようなサラサラヘアのヘアスタイルも良いのですが、ウッットヘアが醸し出す色っぽさを身にまとっていたい、という女性も多いものです。

ウェットヘアの髪を簡単に作り出せるトリートメントなどもいろいろと販売されていますが、最近では、ベビーオイルを髪に使ってウェットヘアにヘアスタイルをスタイリングする人が増えていると言います。

ベビーオイルを使うと、手軽に簡単に髪にウェットな質感を出してスタイリングも楽にできるようになるのですが、一方ではベビーオイルを髪の毛に使い過ぎると髪の毛が痛んでパサパサになってしまうとも言います。

ベビーオイルを髪の毛に使うことについてこの記事ではいろいろと見ていきたいと思います。

髪につける人が増えているベビーオイルとは?

最近では髪に使う人も増えているというベビーオイルというのはいったいどういうものなのでしょうか。

ベビーオイルというのは、その名の通り、赤ちゃんのために作られたオイルになります。生まれたての赤ちゃんの肌というのはとてもやわらかくて、モチモチしていますが、ちょっと頼りないですよね。

まだまだ肌のバリア機能もしっかりとしていないので、乾燥や刺激に弱くてすぐに荒れてしまいます。それを防ぐために作られたものがベビーオイルになるのです。

基本的に石油を精製して不純物を取り除いたミネラルオイルになります。ミネラルオイルのいいところは、温度や湿度では変質しにくい上に、肌に浸透せずに肌の表面だけをしっかりと保湿して守ってくれるのです。

日本ではジョンソン&ジョンソン等の有名な製薬メーカーのモノが一般的ですが、最近ではダイソーなどの100円ショップでも購入できると話題になっています。

ベビーオイルを髪に使う人が増えている理由とは?

ベビーオイルで髪をウェットヘアに!やりすぎると髪が痛むリスクも?
(画像=unsplash.com/photos/ArQI、WcmOlA8、『lovely』より引用)

本来は赤ちゃんの肌を守るために作られているはずのベビーオイルを、髪の毛に使う人が増えているのには理由があるようです。

いったいどうして本来のベビーオイルの使われ方とは違う、髪の毛に使うという使われ方をするようになってきたのでしょうか。

100均で手に入る

ベビーオイルを髪に使う人が増えている理由には、100円ショップでも手に入るというのがあります。ベビーオイルを髪の毛に使っている人というのは、主に女子中高生になります。

少ないお小遣いをやりくりして、友達と遊んだり、校則に引っかからない範囲で学校にも使える自分のコスメを購入しなければならない女子中高生にとっては、手軽にウェットヘアを作ることができるトリートメントというのは、値段が高すぎて購入することができないのです。

普通のシャンプーやリンス程度であれば、親に生活必需品として買ってもらえるでしょうが、それ以上に値段が高くなるウェットヘア用のトリートメントは、ぜいたく品だと一蹴する親御さんがほとんどですよね。

それでも自分の髪の毛をウェットヘアにしてみたいという女子中高生たちが編み出した技がダイソーやセリアなどの100円ショップでも手に入れることができるベビーオイルでウェットヘアを実現するという方法だったのです。

手軽にウェット感が出せる

ベビーオイルを髪の毛に使う人が増えている理由の1つに、ものすごく簡単にウェットなスタイリングができる、というのがあります。

髪の毛に揉みこむだけですぐにウェットな質感に髪の毛のセットができるというのは、トリートメントを使うよりもはるかに手軽で簡単だ、ということで、ベビーオイルを使う人も増えているようですね。

使い勝手が良い

ベビーオイルを髪の毛に使う人が増えている理由には、使い勝手がいいというのもあるようです。人によってはヘアワックスやヘアムースよりも使い勝手がいいという人もいるみたい。

髪の毛だけにしか使うことができないヘアワックスやヘアムースとは違って、身体の他の部分の保湿などにも使うことができるのがベビーオイルです。

ただ手に取って髪の毛にもみこむだけで好きなスタイリングがセットできるのが、ベビーオイルの愛用者は便利だと感じているようですね!

ベビーオイルを髪のスタイリングやセットに使ってできること

ベビーオイルで髪をウェットヘアに!やりすぎると髪が痛むリスクも?
(画像=unsplash.com/photos/_PYj9cbIpIw、『lovely』より引用)

実際に、ベビーオイルを髪の毛のスタイリングやセットに使って、どのようなことができるのでしょうか。

ベビーオイルを髪の毛のスタイリングやセットに使うことの代表的な効果は、ウェットヘアを作ることですが、ベビーオイルを使うと、ウェットヘアを作ること以外にもいろいろとできるのです。

ここからベビーオイルを使ってできる髪の毛のスタイリングやセットについてお伝えします。

濡れたような髪に

ここまで何度もお伝えしていますが、ベビーオイルを使うことで、濡れたようなウェットな髪の毛を作ることが出来ます。

サラサラ髪とは違う、ツヤツヤしっとりとした質感の髪の毛というのは、やはり女性のあこがれの髪の毛の1つですよね!

ベビーオイルを使うと、ウェットヘアが簡単に作れるということが一番の話題になっているところです。

うねり防止

くせ毛の人にとっては、湿度が高い日の髪の毛のうねりというのは、悩みのタネですよね。

パーマを掛けたきれいなうねりとは違って、くせ毛のうねりというのは、セットが整わずに、ヘアスタイルを崩す原因になるので、おしゃれ女子にもおしゃれ男子にも大きな手気になります。

ムースやワックスをガッツリと使えば、それなりに余計なうねりを抑えることも出来ますが、スタイリングに使うのではなく、うねり防止だけのためにムースやワックスを多用するのはちょっと…、という人もいます。

そんな時には、うねりが気になるところにベビーオイルを少しも見込んであげると、オイルで髪の毛をコーティングするので、簡単にうねりにくい髪の毛を作ることができて、髪の毛のスタイリングやセットも楽になるのです。

巻き髪をキープ

髪の毛のスタイリングを邪魔するうねりを防止するためにベビーオイルを活用している人もいれば、逆に巻き髪をキープするためにベビーオイルを活用している人もいます。

まだパーマをかけることが許されない中高生にとっては、家でのスタイリングだけが巻き髪を作れる方法になります。

しかし、シャンプー後にドライヤーで前髪や毛先を巻き髪にしただけでは、キープできずにすぐに取れてしまいます。

そんな時に、巻き髪をキープしたい部分にベビーオイルを塗り込んでからドライヤーを当てると、巻き髪をキープした状態で学校へ行くことができます。

巻き髪やお気に入りのスタイリングを手柄にキープできることも、ベビーオイルが人気の理由になっています。

トリートメントとして

ベビーオイルを髪の毛に使っている人の中には、トリートメントの代わりとして使っている人も少なくありません。

オイルで髪の毛や頭皮をコーティングすることができるので、トリートメントと同じような効果があるのではないかと思って使っている人もいるようです。しかし、トリートメントとしてベビーオイルを使うのはあまりおすすめしません。

というのは、ベビーオイルには、髪の毛や頭皮に有効な成分が全く含まれていないので、髪の毛や頭皮を保護して、ダメージをケアする効果は全くないからです。

使っていると、オイルで髪の毛や頭皮が包まれるので、トリートメント効果があるように勘違いしてしまいますが、実際にはトリートメント効果はないので気を付けましょう。