映画『クロコダイル・ダンディー』のネタバレあらすじ
キャストの情報をチェックしたところで、いよいよ映画『クロコダイル・ダンディー』のあらすじを起承転結に分けてご紹介します。ネタバレを含むため、未視聴の方は閲覧にお気をつけください。
ネタバレあらすじ①起
新聞記者のスーは、ワニと格闘して無事に帰還したという男の取材をするため、ニューヨークからオーストラリアへ向かいます。そこで出迎えてくれたダンディーのパートナーウォルターは手厚くもてなしてくれますが、ダンディーには会えませんでした。
スーはウォルターに酒場に行くことを勧められます。そしてスーがダンディーの行きつけの酒場へ行くと、そこへダンディーが剥製のワニを被って登場しました。荒っぽくもジェントルマンな彼に、スーは好印象を抱きます。
翌日ダンディーとスー、ウォルターは、ダンディーがワニに襲われた現場へ向かいます。その途中、ウォルターは、先住民に育てられたダンディーが動物と話せることや、操ることができるという話をします。そして実際に道に現れた水牛を見事に黙らせたダンディーを見て驚くのでした。
オーストラリアの奥地に入る手前でウォルターは村へ戻ります。スーはアナログ人間のダンディーに不安を持ちながらも、大自然に足を踏み入れることになります。そしてダンディーがワニに襲われた時に乗っていた小舟まで案内してもらい、その時噛まれた足の傷を見せてもらいます。
しかしそれは思っていたよりも小さな傷でした。ダンディーは酒場でみんなに話をするとき、つい大げさな話に発展させてしまったと弁解するのでした。
ネタバレあらすじ②承
その夜、オーストラリアの奥地でハラハラしながらもスーはダンディーと床に就くのでした。しかしその夜、物騒な音でスーは目を覚まします。銃声の聞こえる方へ行くと、村の若者たちがカンガルーを乱射していました。
「カンガルー狩りは違法ではない」と言って止めようとしないダンディーでしたが、次の瞬間倒れていたと思われたカンガルーが銃を持って若者たちを威嚇し始めます。その正体はカンガルーの死体を被ったダンディーでした。
翌朝になりダンディーとスーは口喧嘩をしてしまいます。スーは目的地まで別々に行こうと提案し、ダンディーは後ろから彼女に危険が迫らないよう密かに見張ります。その時、川辺で休憩しようとしたスーの元へワニが現れます。
スーの首にかけた水筒に食らい付き、川の中へスーを引き摺り込もうとしているのを見て、ダンディーがワニを撃退しました。二人は行動を共にすることにし、スーはダンディーに一緒にニューヨークに来るよう提案します。ダンディーはその案に賛成するのでした。
ネタバレあらすじ③転
飛行機やエスカレーターなど、初めての体験にドキドキしながらも、ダンディーは空港に降り立ちます。そこに現れたスーの婚約者、リチャードは、ダンディーの手前親密さアピールのために熱い接吻を交わすのでした。ダンディーは少し悲しげに遠くからその光景を見ます。
リチャードは帰国祝いを兼ねて行きつけのレストランにスーを誘いますが、スーがダンディーを同伴させたことにリチャードは不服を覚えます。リチャードはイタリア語でオーダーし、ダンディーを見下すのでした。
スーを待つ間お酒を何杯も飲んだリチャードは、やがて言いたい放題になり、スーは呆然とします。ダンディーは密かにリチャードに一発お見舞いして、二人は伸びたリチャードを抱えレストランを出るのでした。
リチャードの家の前でリチャードとスーはタクシーをおり、ダンディーはタクシー運転手の行きつけの酒場に向かい、そこで人気者になります。ひとしきり楽しんだダンディーはホテルに戻るのでした。
あくる日、スーとニューヨーク観光に出かけたところ、チンピラに絡まれお金をせびられます。ナイフで脅す彼らに対し、ダンディーはその2倍以上大きなナイフを取り出してチンピラを怯えさせ撃退します。スーは二度も彼に命を救われ、熱い抱擁を交わすのでした。
翌日スーの家で帰国を祝うパーティーが開かれ、リチャードはスーにプロポーズします。これを見たダンディーはあっさり身を引くことに決めました。
ネタバレあらすじ④結
翌朝早くダンディーはホテルを出てアメリカ全土の旅に出ようとします。一方のスーはリチャードとの婚約を破棄し、ダンディーの元へ向かいますが二人は行き違いとなります。スーは電車に乗ろうとするダンディーを見つけますが、人混みに阻害されます。
ダンディーの名を呼ぶスーを見た男性が、メッセージをまた別の男性に伝え、ダンディーに伝わります。そしてそこにスーが来ていると知ったダンディーがそちらを見ると、スーが愛してると叫びます。
ダンディーは人々の肩の上を飛び回ってスーのところへ向かい、二人は熱く抱擁し接吻を交わします。その場にいた人々は、彼らを祝福するのでした。