歌手のレディー・ガガが、トップスターにまで登り詰めた所以は、その優しい人柄にあるようだ。

現地時間4月3日、アメリカ・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナにて音楽の祭典「第64回グラミー賞授賞式」が開催。最多11ノミネートされていたジョン・バティステが5部門獲得、また、デビュー曲「ドライバーズ・ライセンス」が大ヒットを記録した新人歌手オリヴィア・ロドリゴが、新人賞含む3部門に輝いた。

ガガの優しさが垣間見えたのは、「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞」をドージャ・キャットとシザのコラボ曲「Kiss Me More」が受賞したのが発表されたときのこと。授賞式の前日、ベッドから起きあがろうとして転倒してしまったというシザは、松葉づえをつきながら、スピーチをするためステージへと直行。慣れない松葉づえを使って懸命に歩く彼女をサポートしたのはほかでもない、ガガであった。