皆さんは自分の仕事に誇りを持っていますか?「なりたい職業に就くのはなかなか難しい」と感じる方も多いかもしれません。今回は、就きたかった職種ではないけれど、がんばって誇りを持って働いていたのに、思いもよらない言葉を受け傷ついてしまったエピソードを紹介します。
プログラマー彼氏との出会い
写真はイメージです。(以下同じ)
今回お話を聞いたのは、アプリ開発会社でユーザーサポートをしている沙月さん(仮名・30歳)。理系出身の彼女は、当初開発部署への配属を希望していましたが、コミュニケーション能力を評価され今の部署に配属されました。プログラミングスキルを持ったサポートとして会社から期待されていた沙月さん。しかし、沙月さん自身は未だに「プログラマーになってアプリ開発を手掛けてみたい」という夢を諦めきれていなかったそうです。
そんな中、社内有志による飲み会で開発部所属のプログラマーで5歳年上のKさんに出会った沙月さん。Kさんは開発部の主任で、主要製品のプロジェクトリーダーだったため、プログラマー志望だった沙月さんはKさんと意気投合。何よりも尊敬できる敏腕プログラマーなKさんに沙月さんは惹かれたそうです。また、少し人と話すのが苦手なKさんも沙月さんの快活なところに惹かれ、2人は付き合うことになりました。
周囲に隠して社内恋愛
やがてKさんは1日に数回沙月さんのフロアに現れ、他愛もない会話を交わすようになります。特に二人の関係を周囲には公言していなかったものの、周りのスタッフはよく一緒にいる2人を目にして徐々に気付き始めたそう。
「最初は息抜きにと楽しみにしていたんですが、会う頻度が高くなるにつれて仕事の効率が低下しているのを感じ始めました」
周囲の同僚も最初は好意的でしたが、徐々に嫌味や陰口を言われる様になり、このままでは流石にダメだと感じたそうです。
この状況をなんとかしようと、沙月さんは久々にKさんをおうちデートに誘い心境を話そうと決意しました。