ヨガインストラクターの資格取得に向けて、コースは選んだ!入金も完了した!あとは講座がはじまるのを待つだけ!という方にぜひ知っておいて欲しい、事前に準備しておいて欲しいこと。

インストラクター資格を視野に入れているすべての人に、養成コースを大満足で修了させるための秘訣をご紹介。

ヨガインストラクター資格を取る前にしておくべき準備4選

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

アーサナの練習時間を習慣化させておく

インストラクター養成コースは数年かけて取り組む長期のものから、1ヶ月程度の短期集中のものまでさまざまですが、どんな養成コースを受講するにしても、まずは「毎日ヨガのポーズ(アーサナ)を練習する時間を習慣化させておく」というのが大切であり、基本中の基本です。

養成コースによっては、午前中のほぼすべてアーサナの練習に充てる、あるいは養成コースの8割以上の時間をアーサナに充てる、といったコースもあります。

アーサナのカリキュラム中に怪我をしたり、体力的に辛くなってしまったりすると養成講座が楽しめません。

大切なことはポーズの難易度ではなく、体力と持久力です。

これは毎日アーサナを練習することでしか身につきません。

養成講座がはじまるまでは10分でも30分でもいいので、毎日ヨガのアーサナの練習を行うようにしましょう。

また、その練習の際に集中力を高めるため、最後は必ず5分以上の瞑想の時間を確保するようにしておきましょう。

座学の練習時間を確保し習慣化させておく

有名なヨガ雑誌でもいいですし、チャレンジできるのであれば「ヨガスートラ」などでもいいですし、ヨガの書籍を開いて興味のある内容を(アーサナでも哲学でも)ノートに書き写したり、自分なりの考えをまとめたりするいわゆる「座学」の時間を持つようにしましょう。

インストラクター養成講座は座学の時間が多いものも多く、講座受講中は多くの時間をポーズより座学の復習に充てる人もいます。

ペーパー試験がある養成コースの場合は、暗記したり、何かを筆記したりする必要もあります。

現在の生活で座って集中して学ぶ時間から遠ざかっている人は、そのような時間をあらかじめ確保しておかないと、養成コースの復習に取り組むことは難しくなってしまうでしょう。

日頃筆記用具を持つことがない、机に座って何か書いたり読んだりする時間がないという人ほど、事前にそのような時間を1日のうちに1時間程度は確保する習慣をつけておきましょう。

ペーパーテストがない養成コースであっても、講座の復習ができないと学びが中途半端になりかねません。

復習はノートに書くのが一番です。

また、そこで作ったノートは今後インストラクターとして活躍していくときにも一番の財産になるでしょう。

早寝早起きを習慣化させておく

アーサナの練習時間を確保し、座学の時間を確保することをすでにあげましたが、実際に養成講座がスタートすると、講座のあとの時間にこれらを組み込むのはほぼ不可能です。

1日講座を受講した後は肉体的にも精神的にも疲れ果て、ほとんどの人が何もできなくなります。

やはりアーサナの練習や座学の時間は早朝に確保するのが賢明です。

できれば養成講座が始まる前から早寝早起きの習慣をつけ、朝のうちにアーサナと座学の時間を習慣化させておくと、養成講座が始まってからもその習慣をスムーズに続けることができます。

養成講座が成功するかどうかは「どれだけ復習できるか」にかかっていますので、できるだけ事前にそのような時間を確保しておくことが大切です。

知りたいことは全部メモしておく

養成講座の成功のほとんどは「どれだけ復習できるか」にかかっていますが、あとはどれだけ「質問できるか」にもよると思います。

ポーズでも、瞑想でも、呼吸法でも、解剖学でも、自分が練習したり学んだりしていて疑問に思ったことはしっかりメモをしておき、その都度先生に教えを乞いましょう。

積極的に聞いたことは忘れずに覚えておけますし、自分の課題や理解度が低いところを客観的に知っておくことは、今後教える側に回ったときにも生徒さんの気持ちになれるので役立ちます。

養成講座中は、一方的に先生から教わるだけでなく、自分から貪欲に学ぶ姿勢がないと講座の理解が半分以下になってしまうかもしれません。