目の前に広がるエメラルドブルーの大海原。一度目にしたら忘れられない絶景があちこちに存在する阿嘉島(あかしま)。那覇の港からわずか1時間程度でアクセスが可能な楽園です。透明度バツグンの、水が織りなす別世界を覗いてみませんか?
阿嘉島はどんな島?
那覇から約1時間で到着
人口約270名程度の小さな島で、島内のほとんどを森林原野が占めています。那覇から高速船を利用して約1時間でアクセス可能です。
阿嘉島までの詳しいアクセス方法は、本記事の一番最後でご紹介します。
慶良間諸島国立公園に指定されている
阿嘉島は、座間味村(ざまみそん)に属します。お隣の村は、渡嘉敷村(とかしきそん)です。この二村の島々を合わせて、慶良間諸島(けらましょとう)と呼ばれています。
慶良間諸島は、2014年3月5日(サンゴの日)に国立公園に指定されました。また、2015年5月には、国際的な環境条約「ラムサール条約」にも指定区域として登録されています。
島内の移動はレンタサイクルで
島内ではレンタサイクルを使っての移動がおすすめです。自転車は、港近くの集落にある「民宿&スーパー辰登城(たつのじょう)」で借りることができます(1,000円/5時間)。
また、島には飲食店が数店舗ありますが、不定休で空いていないこともありますので、あらかじめ飲食物を持参するか、こちらのスーパーで購入することをおすすめします。
それではさっそく、阿嘉島にあるおすすめのビーチを5か所ご紹介します!
【1】ニシハマビーチ:広い浜辺で島一番のブルーを見渡すならここ!
レンタサイクル「民宿&スーパー辰登城(たつのじょう)」より約15分です。ニシハマビーチは、阿嘉島を代表するビーチです。広い浜辺、青い海、緑の山。まさに絵に描いたような絶景を楽しむことができます。
広々とした白い浜辺が長距離続いていくのが、ニシハマビーチのポイントです。白い浜辺の正体は、打ち上げられたサンゴです。足元をじっくり観察するだけでも、楽しい時間を過ごすことができます。
水の透明度の高さにも注目です。遠くを見れば、海の青いグラデーションが美しく広がっています。
島内で唯一整備されたビーチで、トイレもあります。遊泳区域が設定されており、シーズン中にはライフセーバーも常駐しています。
ただし日影になる場所が無いため、帽子や日焼け止め等、暑さ対策をお忘れなく!
【2】アカビーチ:プライベートビーチ感を味わいたい方はここ!
レンタサイクル地点より約5分です。港に隣接する、穴場的なスポットです。こじんまりとした空間で、静かに海を楽しむことができます。
ニシハマビーチと並び、水の透明感と青のグラデーションに目が留まります。砂浜近くの防波堤からも、海と近くの島々を眺めることができます。
浜辺には、サンゴの他に石などの砂利も混ざっていますので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。裸足は避けましょう。
【3】マエハマビーチ:集落でお手軽ビーチを済ませたい方はここ!
レンタサイクル地点より約5分です。阿嘉島はそのほとんどが森林ですが、港の近くに集落があります。集落の目の前に広がるビーチが、このマエハマビーチです。
集落の海沿いを走る道路を挟んで、すぐ向こう側に海が広がっています。砂浜には背丈の低い木々も生殖しています。
海は浅く、穏やかな景色を望むことができます。阿嘉島の隣には、慶留間島(げるまじま)がありますが、二島をつなぐ阿嘉大橋(あかおおはし)もよく見えます。
【4】ヒズシビーチ:ダイナミックな波しぶきを見たい方はここ!
レンタサイクル地点より約15分です。こちらは深さが魅力のビーチです。深さがある分、波しぶきが激しく、雄大な自然を体いっぱいに感じることができます。
こちらのビーチにはサンゴがいないため、サンゴの死骸が打ち上げられることもなく、砂浜はさらさらとしており、柔らかいです。
夕日が沈む方向なので、サンセットを見たい方にもおすすめです。
ヒズシビーチは、坂の脇道をくだると突然現れる秘密基地のような場所です。脇道では沖縄らしいハイビスカスの花を見ることができます。
【5】名前のないビーチ:とにかく鮮やかな色の水が見たいという方はここ!
レンタサイクル地点より約10分です。阿嘉大橋を渡り、慶留間島(げるまじま)へ入ったすぐのビーチです。名前はありません。
深さは浅く、水の鮮やかな色彩を楽しむことができます。大きなサンゴも転がっています。
阿嘉大橋の真下と、橋の左右それぞれの浜辺を行き来可能ですので、美しいビーチを眺めながら長時間楽しむことができます。
阿嘉港が向かい側に見えるため、タイミングがあえば船を間近に見ることもできます。
ここまでビーチを5か所ご紹介してきましたが、以下の地図がビーチの位置関係となっています。どのビーチも、レンタサイクルでアクセス可能です。