大阪地域振興調査会が、日本の和建築職人の技術とドイツのデザインや木工技術を掛け合わせた新しい和室空間「器(UTSUWA)」の開発に向け、READYFORにて、6月15日(水)よりクラウドファンディングを開始した。

新しい和室空間「器(UTSUWA)」の開発

2015年にスタートした器プロジェクト。減少している和建築職人の「ホンモノ」志向の技術を発信することでマーケットを持続させるために結成し、大阪で和室空間「器」を開発発表した。

2018年からは海外のマーケットも視野に入れ、モダンな建築デザインが特徴であり、かつ木工職人の技術が高度なドイツにも拠点を置く。

2021年には現地職人による和室空間「器(UTSUWA)」の試作を開発発表し、同年12月にプロジェクト初となる国際フォーラムを開催して、日本とドイツ双方の職人が意見交換を行った。

日本とドイツの職人技術を掛け合わせた新たな和室空間の開発に向け、クラファン開始
(画像=STRAIGHT PRESSより引用)

そして今年は、日本の和建築職人の技術とドイツのデザインや木工技術を掛け合わせた新しい和室空間「器(UTSUWA)」の開発に取り組み、展示や体験型イベントの開催を予定している。

クラファンの目標金額は50万円

今回開始したクラウドファンディングの目標金額は50万円。集まった資金は、日本の和建築技術の海外普及のため、和室空間開発施工において大切に使用される。