3棟全てそれぞれ近くで見ることができますが、崩壊の危険性があるため建物内には入れません。
建物から適度な距離をとって、安全を確保したうえでじっくり見学してみて下さいね!
石炭を運び出したトンネル跡や周辺も要チェック!
浦幌炭鉱跡地には、3棟の住居跡以外にも、まだまだ当時の名残が感じられるスポットが点在しています。
住居跡を過ぎ、さらに奥へと道なりに進んでいくと、病院跡や石炭運搬軌道の橋梁の橋台跡などが残っています。
特に、実際に石炭を運び出していたトンネル跡「尺別隧道」は見ごたえがあります。
閉山後に封鎖されているため、内部まで見ることはできませんが、すぐ前まで行くことができ、間近で見学できます。
紹介パネルなども設置されているので、炭鉱として栄えた当時の様子を思い浮かべながら、ぜひ森の中を散策してみて下さいね!
浦幌炭鉱跡地見学の注意点
最後に浦幌炭鉱跡地を見学する際の簡単な注意点についてまとめておきます。
あまり人や車が通らない森の奥深くにあり、少し危険なポイントなどもあるので、見学に行かれる際にはぜひ参考にしてみて下さいね。
【浦幌炭鉱跡地見学の注意点】
・浦幌炭鉱跡地へと続く北海道道500号線は冬期通行止めになります。例年12月~5月くらいまでは閉門されているので通行可能期間に十分ご注意下さい。
・炭鉱跡地は森深くにあるため、草木が茂り、野生動物がすんでいるので対策のうえ、入林してください。
・住居跡は建物崩壊の危険があるため、内部には入れません。適度な距離をとって安全を確保したうえで見学してください。
・住居跡周辺はかなり草木が茂っているほか、釘が飛び出た板なども落ちているので、足元に十分ご注意ください。
場所も少し判りづらいところにあるので、初めて訪れる方はガイドツアーに参加されることをおすすめします!
地元の方が各所に残る遺構についてひとつずつ説明しながら巡ってくれるので、より詳しく浦幌炭鉱について知ることができます。
ガイドツアーの参加料金や開催時期などは、十勝浦幌の観光情報のホームページに記載されているので、ぜひ確認してみて下さいね!
おわりに
まるでラピュタのような、廃墟好きにもたまらない「浦幌炭鉱跡地」のご紹介はいかがだったでしょうか?
森の奥深くということもあり、異世界に迷い込んだかのような気分で、当時の町の歴史に触れられます。
素晴らしい産業遺構の数々を、ぜひ巡ってみて下さいね!
提供・トリップノート
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