風が冷たく感じる季節、肌の乾燥が気になりますよね。だからと言って、洗顔やメイクをしないわけにもいきません。そこで乾燥肌をいたわるスキンケアを紹介します。肌の乾燥に気遣った洗顔のやり方や、メイク前のスキンケアの手順を紹介しますので、参考にされて下さいね。

乾燥肌におすすめな朝の洗顔方法

①洗顔料を使わない方法

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

乾燥肌の人は、朝は洗顔料を使わずに、ぬるま湯だけで洗顔するやり方をおすすめします。皮脂が少ない状態なのに、洗顔料を使ってしまうと少ない皮脂を一緒に落としてしまい、乾燥が進む可能性があるからです。

乾燥が気になるのなら、むしろ洗顔は必要でしょうか。夜寝る前にしっかり汚れを落としたはずなので、寝ているだけの肌に、汚れはそれほど付かないはずですよね。

ですが夜寝ている間にも肌は呼吸をし、新陳代謝によって新しく生まれ変わっています。その為、古くなった皮脂や角質が、肌にはまとわりついているのです。朝の洗顔は基本的にぬるま湯を使って洗い、寝ている間に分泌された、余分な皮脂は落としてあげましょう。

②洗顔料を使う場合の手順

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

乾燥肌の人でも、暑い夏や寝苦しいほどの夜から目覚めた時などは、肌から余分な油脂が多く出ている場合もあります。そんな時には洗顔料を使った正しい洗顔のやり方を紹介します。ポイントは肌になるべく触れずに洗顔して、摩擦を出来るだけ減らしましょう。

洗顔料を使った洗顔の基本方法

洗顔料をネットなどを使い、卵の大きさ位になる様によく泡立てます。

泡を立てるのは、35度程度のぬるま湯にします。

泡を肌に乗せたら、泡の表面だけを手のひらでくるくる回すように洗い、肌には直接手が振れないようにしましょう。

ゆすぎもぬるま湯でよくゆすぎます。シャワーは圧力が刺激になるのでNGです。

すすぎ残しが無いようにフェイスラインも、ゆすぎましょう。

顔の水分を拭く時は、タオルでゴシゴシ拭かずに、顔にタオルをそっと抑えるようにして、水分をとりましょう

乾燥肌におすすめなメイク前のスキンケア手順

メイク前手順①化粧水

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

乾燥肌の人は、皮膚を保湿する事で乾燥を防ぐのがポイントなので、洗顔後にすぐに化粧水を使いましょう。洗顔してから5分も立たないうちに、水分はどんどん減少し、洗顔後よりさらに乾燥してしまいます。洗顔によって乾燥し始め、乾ききる直前の瞬間に化粧水を使うと、メイク前の肌にたっぷり水分を与える事が出来ます。

潤い不足を感じる個所として、目元や口回りなどが気になります。特に乾燥を感じる個所には、化粧水を重ねづけしましょう。惜しみなくたっぷりと使えるコスパの良いものを選ばれるのがおすすめです。

ぜひ正しいやり方で毎日のスキンケアを楽しんで下さい。

メイク前手順②オイルや美容液

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

保湿が十分届き、肌がぷっくりしてきたら、次のスキンケアに移ります。洗顔後に化粧水を塗っただけでは、どんどん水分が蒸発してしまうので、防ぐ為にオイルや美容液で肌に蓋をしましょう。化粧水を塗った後のタイミングが効果的です。

メイク前手順③乳液・クリーム

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

乳液やクリームは、洗顔で流れてしまった皮脂を補う役目も持ちます。その為油分が多いので、メイク前に使用しすぎると今度は肌がべたつき、メイク崩れの原因にもなります。特にTゾーンの皮脂の多い部分には、つけ過ぎない様に気をつけましょう。夜のスキンケアよりも少量に留め、自分に適した量を見つけましょう。

メイク前手順④UVケア

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=Photo by 、BELCYより引用)

メイクをして出かける時には、肌は乾燥の危機だけでなく、日差し対策も重要です。日差しは肌老化の原因でもあり、角層の水分が奪われるので、肌の乾燥が進んでしまいます。UVケアは日差しや紫外線から肌を守る為と同時に、肌の乾燥対策にも必要不可欠な基本のお手入れです。

耳や耳のうしろ、首や首のうしろやあご等はついうっかり塗り忘れしやすいところです。顔だでけなく肌の一部なので、基本の方法の1つとして、ルーティンに加えてあげましょう。

乾燥肌におすすめな夜寝る前のスキンケア手順

①クレンジング

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

夜寝る前の顔のスキンケアは、昼間の顔の汚れやメイクをしっかり落とす事が必要です。しかし正しいやり方をしないと摩擦が悪い影響を与えてしまい、肌の乾燥はひどくなりがちです。

正しい使い方は、クレンジング剤を顔に乗せ、肌色になるまで、指でくるくるとしっかりなじまるやり方です。この時肌にこすれる感じを受けたら、クレンジング剤を足して摩擦を防ぎましょう。

②洗顔

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

クレンジングが終わったら、洗顔料をよく泡立て、基本の方法で汗や皮脂など一日の汚れを落としていきましょう。ここでも摩擦に注意が必要です。手で直接肌に触れない様に、しっかり泡を立て、手で泡の上をくるくる撫で洗いして、ごしごしこすらない様にします。

乾燥肌におすすめな洗顔後のスキンケア手順

①化粧水

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

洗顔後には、なるべく早く化粧水で水分を補うのが基本です。洗顔後は乾燥しやすい状態なのに洗った後に時間をあけすぎたり、日中の刺激でいつもより乾燥していると、化粧水がなかなか肌に入りにくくなります。

化粧水はよくコットンが使われますが、コットンの摩擦が心配です。乾燥肌の人には、肌になじみやすいように、化粧水を手の平で温めて、肌に押し付けるように使うやり方をおすすめします。目元や口元などの乾燥が特に気になる個所は、一度なじませた後に重ね付けするのが効果的です。

②美容液とオイル

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

化粧水で肌に水分を届けたら、乾燥しない様にオイルや美容液で油分を補いましょう。肌に薄いベールをかける様に、水分の蒸発を防ぐ効果があります。手の平で美容液を温め、気になる目の周りや口のほうれい線などは、しわを伸ばしながらなじませるのがポイントです。

③乳液とクリーム

乾燥肌におすすめな顔のスキンケア方法をメイク前・洗顔後別に紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

乳液やクリームをつける時は、化粧水のすぐ後に付けない様にしましょう。乳液やクリームは化粧水の水分と混ざりあってしまうと、水分と油分が反発しあって、役割を果たせなくなるからです。美容液をなじませた後に、数分だけ間をあけてから、付けるようにするのが正しい使い方です。

乳液やクリームは一度に肌に広げるのではなく、気になるところを中心に、ぽつりぽつりと小さく絞り出して肌に乗せ、なじませるようにゆっくり広げるのが正しいやり方です。目元や口元は乾燥小じわが出やすい事もあり、専用の美容クリームなどが売られています。部分的に肌にのせ、効果的な使い方を目指しましょう。