日本三景のひとつ嚴島神社や、エメラルドグリーンに輝く海上に架けられた角島大橋、日本最大級の規模を誇る鳥取砂丘など、感動の景色に出会える中国地方のおすすめ絶景スポットをご紹介します。
1.嚴島神社(広島)
1996年12月に世界遺産に登録された嚴島神社。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。
海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。
2.角島大橋(山口)
2000年に開通した、山口県下関市と角島を結ぶ「角島大橋」。橋の長さは全長1,780mと日本第2位を誇り、無料で通行できます。
エメラルドグリーンに輝く海の上に浮かぶように架けられている橋は、オーシャンビューの絶景を楽しめるドライブルートとして人気で、さまざまなメディアで紹介されています。
日中の美しさもさることながら、夕暮れ時の景色もまた格別です。また夜になりライトアップされると、ロマンティックな雰囲気に。デートにもおすすめです。
3.鳥取砂丘(鳥取)
鳥取を旅行するならやっぱり外せないスポット。南北2.4km、東西16kmに広がる砂丘で、一般人が入れる砂丘としては日本最大です。砂丘の向こうには雄大な日本海が広がります。
日本にいながら異国気分を味わえ、らくだに乗る体験のほかパラグライダー、ヨガ、サンドボードなどのアクティビティも人気です。早朝や夕方には、波打つ砂の模様「風紋」に出会えることも。心にも体にもエネルギーが満ちてくる開放感が魅力なので、難しいことはなにも考えずに広い砂丘を歩いてみて下さいね♪
4.江島大橋(鳥取)
鳥取県境港市渡町と島根県松江市八束町をむすぶ、全長1,446m、最上部は高さ約45mになる橋です。
松江市側の坂が勾配6.1%の急勾配で、まるで壁のよう。坂を上ると車も道も消えて見えることから、インスタ映えスポットとして全国的に話題となっています。最上部からはパノラマビューの景色も楽しめます。
5.元乃隅神社(山口)
2015年にアメリカのニュース専門放送局CNNによって、「日本の最も美しい場所31選」のひとつに選ばれたことから、世界的に有名になった元乃隅神社。123基もの朱色の鳥居が日本海へ向かって連なる光景は美しく、インスタ映えするとしてSNSを賑わせています。
2019年1月1日に、名前を覚えてもらいやすくするため「元乃隅稲成神社」から「元乃隅神社」へ名称が変更になりました。
ご利益は、商売繁盛、大漁、海上安全、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就など。境内にある高さ約6mの大鳥居の上には賽銭箱が設置されており、賽銭を投げ入れられると願いが叶うと言い伝えられています。
6.錦帯橋(山口)
木造5連アーチをもつ橋は世界的にも珍しく、大正11年(1922年)には国の名勝に指定。200m近い大きな木造橋にもかかわらず、”構造部分に釘を1本も使っていない”ということで知られています。
現在の橋は、2002年から2004年にかけて行われた「平成の架け替え事業」により新たに完成されたもの。巻き金とすがいを使用した「木組みの技法」は下から見上げることができるので、ぜひ河原に降りてその圧巻の技術を見てみてください。
春は錦川河畔の桜とのコラボレーションが美しく、一年で最も錦帯橋の絶景を楽しめる季節です。夏には屋形船に乗ってライトアップされた錦帯橋を、秋には紅葉越しの錦帯橋を楽しんで。
錦帯橋の往復には入橋料が必要です。岩国城拝観料と岩国城へ行くためのロープウェイ往復券がセットになったセット券がおすすめ。その他の施設も割引になるなど、お得なチケットです。
7.秋吉台(山口)
日本最大のカルスト台地。とくに5月には、青々とした緑色の草原が一体に広がる絶景を楽しむことができます。毎年2月には野焼きが行われ、そのおかげもあって生き生きとした大草原が見渡す限り広がります。この光景は、なかなか他では見ることができませんよ。小高い丘の上にたつ「秋吉台カルスト展望台」の2階からは、360度の大パノラマを望めます。