紀元前1万年のネタバレあらすじ
キャストの情報をチェックしたところで、次はいよいよ映画「紀元前1万年」のあらすじを起承転結のパートに分けてご紹介します。
ネタバレあらすじ①起
舞台は紀元前1万年、雪山の奥に住まうヤガル族は、「マナク」と呼ばれている巨大なマンモスを狩りながら暮らしていました。村に住む少年デレーは優秀な戦士と名高い父を持っていましたが、ある日親友のティクティクに愛用の白い槍を渡すと、我が子や村人を置き去りに消えてしまいました。
デレーは裏切り者の子供と言われ、いじめられるようになります。やがてデレーが青年に成長した頃、彼は青い目をした少女・エバレットに思いを寄せるようになります。村の巫母は、「村に訪れた最後のマナクを倒したものがエバレットと結婚でき、新たな時代の幕開けとなる」と予言します。
エバレットと結婚したいカレンとデレーは共にせめぎ合いながら狩りに意気込みます。デレーは網が手に絡まり、マナクと共に遠くへ行くこととなり、そこで偶然槍がマナクに突き刺さります。
ネタバレあらすじ②承
晴れてヤガル族を率いることとなったデレーは、エバレットと結婚できることを喜びました。しかし巫母が予言していた4本足の悪魔が訪れ、ヤガル族は次々に殺され、生捕にされてしまいます。エバレットも連行されてしまいました。
デレーとカレン、ティクティクは仲間を助けにいき、彼らに子供のバクもこっそりとついていきます。4本足の悪魔とは騎馬民族達のことで、リーダーの男はエバレットを気に入り妻にしようと企んでいました。
そこへ大型獣が襲ってきたことで、彼らは見張りをつけて眠ることにします。デレーたちは彼らを見張りながら機会を伺いました。その時、騎馬民族の一人がエバレットに襲いかかり、デレーが相手を気絶させます。
さらに捕虜にされた数人の縄を解いて逃亡しようとしますが、カレンとバク、エバレットは捕らえられてしまいました。怪我をしたティクティクは、デレーと二人になります。
ネタバレあらすじ③転
旅をする途中、デレーたちは落とし穴にはまっていた牙と呼ばれるサーベルタイガーを助けます。そして騎馬民族達に襲われていた近くの村を見つけて潜んでいると、そこの村のものたちに囲まれました。そこへ牙が現れ彼らを守って去っていきます。
部族らの間には「牙と会話する男は救世主」という言い伝えがあったことで、デレーたちのことを感激します。そして他の部族にも彼らのことを話し、複数の部族が助けに駆けつけてくれるのでした。デレーたちは砂漠を超え、船で逃げた騎馬民族を追います。
そしてようやく彼らが捕虜を連れて行ったピラミッドに着きます。そこでは色々な部族の人々が奴隷として労働を強いられていました。神を自称する人物が強制的にピラミッドを作らせていたのです。
デレーは内部の奴隷たちに協力を求めますが、印がなければ救世主と認めることはできないと言われます。また、デレーは父がここで神に捕まり埋葬されたことも知るのでした。
ネタバレあらすじ④結
デレーは一時撤退しますが追っ手に見つかり、ティクティクが相手を倒す過程で致命傷を負って息絶えてしまいます。デレーは奴隷になりすまし、全員でピラミッドに潜入することを決めます。その頃、印はエバレットの手に現れていました。
デレーたちは働かされていたマナクを使って神の手下を次々に倒し、奴隷たちも加勢します。カレンは隙を作るため特攻して亡くなってしまいました。デレーと奴隷たちが神殿に向かうと、神が出てきて「エバレットの命を助けるから帰るように」といいます。
デレーは全員の解放を条件にし、神はヤガル族だけだと言い返しました。さらに、許せないデレーは神に白い槍を投げて倒し、全員で神殿に押しかけます。デレーはエバレットを助けようとしますが、彼女はリーダーの男に連行され、逃げようとしたところを弓で射られて死亡します。
しかし、村に残っていた巫母がデレーやエバレットたちと繋がっており、巫母は彼女の息を吹き返させます。やがて部族は解放され村に帰ることができました。デレーの父と知り合いだった部族は、父の遺した種をデレーに渡します。
その種を用いて、ヤガル族は作物を育てることにします。そして予言通りにデレーとエバレットは結婚し、新たな時代が到来するのでした。
