人気モデルも実践しているダイエットといえば、お尻歩き。手軽にできる反面、やり方を間違ってしまうと効果がなかったり、腰痛を悪化させてしまうことも。正しいやり方を学んで、効果的なお尻歩きをマスターしましょう!この記事では、効果を最大限に出すお尻歩きのやり方をご紹介します。5分でできる骨盤ダイエットです。
お尻歩きってなに?
理想のスタイルを作るかんたんエクササイズ
なかなか痩せない下半身や、ぽっこりお腹の原因は骨盤にあるのかも。あの人気モデルも実践しているお尻歩きで、ダイエット+αの効果を手に入れましょう。お尻歩きは、あなたの悩みを解決して、周りから褒められるスタイル作りへの近道なのです。
お尻歩きは「いつも上半身だけ痩せてしまう」「激しい運動はイヤ」「忙しくてジムに通う時間がとれない」「もともと運動するのが苦手」など、そんな悩みを抱えるあなたにぴったりのおうちエクササイズです。時間や場所を選ばずにできるので、ちょっとした隙間時間を使って賢くダイエットを成功させましょう。
正しいやり方でお尻歩きをマスターしよう
どんなエクササイズも、やり方を間違うと効果が出ないばかりか、腰痛などのトラブルを招く結果になってしまうことも。自己流のエクササイズで陥りがちなポイントを押さえて、お尻歩きの正しいやり方をマスターしましょう。いつでもどこでも、短い時間からはじめられるお尻歩きは、忙しいあなたにぴったりのダイエットです。
ダイエット以外にも!お尻歩きの6つの効果
自分でもできる骨盤調整
骨盤の周りには大小さまざまな筋肉がついています。これらの筋肉の凝り固まりがほぐれると、骨盤と背骨の間の関節と股関節、また骨盤の開閉に関わる筋肉の働きが良くなって、骨盤調整につながるのです。整体で行う骨盤調整よりも、自分の力で行われるので、元に戻りにくいというメリットもあります。
下半身のダイエット、パンパンの太ももにも効果あり
冷えやむくみで下半身の血液などの巡りが悪くなると、下半身太りの原因になります。特にインナーマッスルと言われる内側の筋肉が使われにくくなる悪循環を断ち切るためには、まず動かしてあげることが大事です。お尻歩きはインナーマッスルを刺激するので、下半身のダイエットにつながるのです。
また、外ももや前ももの張りは、骨盤を支える筋肉のアンバランスが原因の場合が多いので、お尻歩きで筋肉が正しい使い方に変わっていくと、自然に解消されることもあります。ストレッチやマッサージで相乗効果を狙いましょう。
お尻歩きの前に、ストレッチで筋肉の硬さをリセットするとより効果的です。
便秘の解消
ダイエットの敵でもある、手ごわい便秘にお悩みの人にも朗報です。お尻歩きをすることで、骨盤の中にすっぽりと納まっている腸にも刺激が与えられます。この腸への直接的な刺激と、インナーマッスルでお腹を引き締めることによって腸が正しい位置に戻ることで、便秘解消にもさらに効果を発揮してくれるのです。
便秘解消にはまずは食べものの改善と言われていますが、それでも効果が出ない人は、腹圧といって、便を押し出す力が弱まっている可能性もあります。お尻歩きをすることで腹圧の改善も期待できます。
あわせて、今話題の便秘解消にも効果的なフードをご紹介します。
腰痛や肩こりの予防
日本人の約6割の人が経験するという腰痛。特に、長い時間ハイヒールを履く人や、腹筋が弱い女性は腰痛に悩まされることが多くなります。このような人は腰が反っている場合が多く、お尻歩きを続けていくことでお腹の筋肉が強化され、骨盤の角度が修正されると、腰への負担も少なくなります。
骨盤と背骨、肋骨をつなぐ筋肉の動きが硬くなると、呼吸も浅くなり自律神経の乱れや肩こり、頭痛の原因になる場合があります。反対にこれらの筋肉を上手に使うことができると、お腹周りの引き締めに効果的です。さらにお腹だけではなく背中のシェイプアップにもつながります。
猫背などの姿勢の改善
猫背や反り腰などの悪い姿勢は、体を支えるための筋肉の弱さと、間違った使い方で硬くなってしまった筋肉との間で起きるアンバランスが原因です。お尻歩きは、これらの筋肉の強化とストレッチが同時に行われるので、バランスが整うことによって自然と姿勢が良くなり、スタイルアップへの相乗効果が期待できるのです。
また、お尻歩きをで骨盤の角度が改善されることによって、背骨を中心に全身のバランスが整います。姿勢の悪さが原因で、肩こりや頭痛の症状でお悩みの人にも効果が期待できます。ダイエットと姿勢の改善は同時に進めたい人にとって、お尻歩きは最高のエクササイズなのです。
忙しいママの産後ダイエットにも
妊娠、出産によって普段はほとんど動かない骨盤は大きく動きます。出産でダメージを受けた骨盤が凝り固まったまま放置されてしまうと、冷えや下半身太りなどのトラブルにつながる場合も少なくありません。お尻歩きはいつでもどこでも短時間でできるので、赤ちゃんのお世話で忙しいママにもおすすめのエクサイズです。
出産直後の骨盤はとても不安定です。産後ダイエットでお尻歩きを行う場合は、産後の検診などで医師から運動の許可が出たあとに行いましょう。子供が少し大きくなったら一緒にお尻歩きをするのも楽しいですね。
お尻歩きのやり方をマスターしよう
お尻歩きの注意事項
まず、お尻歩きをする前にあなたの体の状態を確認します。椅子で行うお尻歩きから始めるのがおすすめです。エクササイズは無理のない範囲で行い、痛みが出たら中止しましょう。
体が硬い人や腰痛持ちの人には、お尻歩きを床で行うことはおすすめができない場合があるので、下のチェックで確認してください。
POINT
チェック
あしを揃えて床に座ると背中が丸まってしまう、または痛みがある人は椅子のお尻歩きへ。 大丈夫な人はどちらでもOKですl
椅子を使ったお尻歩きのやり方
背中をまっすぐにして椅子に座ります。ポイントは頭からお尻まで糸につられたようなイメージでいてください。あとはこの姿勢をキープしたまま、お尻の骨で足踏みをするように左右のお尻に交互に体重をかけましょう。あしを閉じて行うことによって、内もものシェイプアップにも効果があります。
POINT
ポイント
頭の位置をキープしたまま行うと、より効果的です。
床でのお尻歩きのやり方
背中をまっすぐにして床に座ります。その場で左右に体重移動ができたら、次にお尻を使って前に進んでみましょう。参考画像ではあしを完全に伸ばしていますが、背中がまっすぐであれば膝を曲げていただいても構いません。
POINT
ポイント
首を長く、肩はリラックスして行いましょう。
効果倍増、お尻歩きステップアップ
基本のお尻歩きをマスターしたら、効果をあげるためにステップアップしましょう。上半身の勢いを使わないようにするために、腕は体の前でクロスします。さらに両手を前に伸ばしたまま行うと、背中のシェイプアップにも効果的です。
POINT
ポイント
リズミカルに、左右バランスよく行いましょう。
やる気がでないときは、寝たままお尻歩き
寝る前や起床時、ゴロゴロしながらできるお尻歩きのバリエーションです。まず仰向けで寝ます。かかとを遠くに押し出すようにして交互に骨盤を引き上げます。
POINT
ポイント
腰と床の隙間を埋めるように、下腹部を凹ませます。